紀の国の庭園 ⑪高野山奥之院(中編)

御廟へ、老杉の茂る道を進みます(平成28年5月上旬)。 Ⅵ 石田三成供養塔(写真上)、明智光秀供養塔(写真下) 戦国の代表的敗者が、指呼の間に供養されています。 敗者も勝者と等しく供養されている点(敵味方供養)が、高野山奥之院の特徴です。 Ⅶ 本多忠勝供養塔 徳川四天王・名槍「蜻蛉切」などで知られ……
続きを読む

紀の国の庭園 ⑩高野山奥之院(前編)

4日目、最終日です。 本日は、聖地・高野山奥之院を訪ねます(平成28年5月上旬、11年ぶり2回目)。 ※ 荷物は、宿坊の福智院に預かっていただきました。 奥之院の入口・一の橋から弘法大師御廟までの道のりは約2キロ。 その間、数多くの武将や歴史上の著名人が眠っています(但し、その多くは供養塔です。)。 ※ なお……
続きを読む

紀の国の庭園 ⑨福智院 重森三玲の庭園群

福智院は、宿坊とはいえ、旅館並みの設備を備えています(違いは、部屋の外鍵が掛からない程度)。 高野山唯一の温泉やサウナまであります。 そのため、女性や外国人にも人気の高い宿坊です。 もっとも、今回、橙が福智院を選んだ理由は、宿泊者のみに許された重森三玲作の3庭園を鑑賞するためです(平成28年5月上旬)。 まずは……
続きを読む

紀の国の庭園 ⑧光臺院庭園

高野山には52の宿坊があり、庭園が売り(特色)の宿坊も少なくありません。 とりわけ、小堀遠州(こぼりえんしゅう、江戸初期)や重森三玲(しげもりみれい、昭和)作の庭園はいずれも素晴らしいのですが、殆どの宿坊は拝観を宿泊者に限っています。 そんな中、宿泊しなくても、前日の午前中までに予約すれば拝観させて頂けるのが光臺院……
続きを読む

紀の国の庭園 ⑦金剛峯寺「蟠龍庭」

3日目。本日は終日、高野山です(平成28年5月上旬)。 金剛三昧院の早朝。まずは、眠い目をこすりながら、勤行へ(6:15~)。 厳粛な雰囲気の中、ご住職らによる読経が続きます。 しばらくすると、案内があり、本尊の愛染明王像とその左右に安置されている荘厳な位牌群(源頼朝・北条政子・足利尊氏・足利直義)を拝観できます……
続きを読む

紀の国の庭園 ⑥高野山霊宝館

橋本駅から南海高野線・ケーブルカー・バスを乗り継いで、霊場・高野山に到着しました(平成28年5月上旬、11年ぶり2回目)。 途中、九度山駅は、今話題の大河ドラマ「真田丸」の影響で、幟やらラッピングやらで赤一色でした。 また、車窓は山中から雲がわき出る神秘的な光景の連続。 それに気付いた南海電車の外人乗客達が次々と……
続きを読む

紀の国の庭園 ⑤粉河寺庭園

粉河寺 (こかわでら)は初めての訪問です(平成28年5月上旬、和歌山県紀の川市、駐車料500円)。 ここは、西国霊場第3番の札所。 もっとも、橙のお目当ては、本堂前の庭園(国名勝、桃山時代、無料)です。 この庭園は、実に変わっているのです。 どこが変わっているかというと……。 本堂前の崖地(石段分の高低差……
続きを読む

紀の国の庭園 ④根来寺庭園

2日目は、和歌山市内から紀ノ川沿いに根来(ねごろ)・粉河(こかわ)を経て、高野山までの行程です(平成28年5月上旬)。 まずは、和歌山県岩出市の根来寺へ(国史跡、入山料500円)。 13年ぶりの訪問です。 根来寺は、戦国期、隣国・和泉国にわたる広大な領地と多数の僧兵を擁していました。 信長には終始協調したものの……
続きを読む

紀の国の庭園 ③和歌山城西之丸庭園

当日の和歌山市中心部はパレードが行われていました(平成28年5月上旬)。 規制を避けながら、本日宿泊するホテルの提携駐車場にレンタカーを駐め、和歌山城へと歩きます。 実に10年ぶりの和歌山城です。 まずは内堀越しに、天守と斜めの御橋廊下を望みます。 (写真には、御橋廊下を下を潜る御堀巡りの船が映り込んでいま……
続きを読む

紀の国の庭園 ②番所庭園

強力な水軍と鉄砲によって、信長と秀吉に逆らった雑賀衆。 その雑賀の地に、番所庭園はあります(入園料600円、駐車料500円)。 番所と書いて、ばんどこ と読みます。 紀淡海峡に突き出た鼻(岬)に、かつて、紀州藩の海防番所が置かれていました。その跡地に、松と芝を植え、石を配し、整備されたのが番所庭園です。 (……
続きを読む

紀の国の庭園 ①養翠園

平成28年のGW後半、名庭を求めて、和歌山県北部へ3泊4日の旅に出ました。 羽田→関空は空路、関空→和歌山市駅は南海。レンタカーを借りて、旅のスタートです。 最初の目的地は、和歌山市内の養翠園です(国名勝、入園料600円、無休)。 養翠園は、江戸後期(文政年間)に紀州藩主・徳川治宝(はるとみ)により造営されました……
続きを読む

遠山記念館 邸宅美の極み 

平成28年も風薫る5月に。 埼玉県川島町の遠山記念館(遠山邸)を訪ねました(入館料700円、月・年末年始休)。 遠山邸(国登録有形文化財)は、日興證券の創立者・遠山元一が、幼い頃に没落した生家を再興し、苦労した母の住まいとするために、昭和初期に建てた邸宅です(公式パンフより)。 伝統的日本建築の粋ともいえる邸……
続きを読む

根津美術館 特別展「国宝 燕子花図屏風」

平成28年のGW初日、東京都港区の根津美術館を訪ねました(特別展入館料1300円、駐車料無料※但し、台数僅少です)。 庭園のカキツバタは今が見頃です。 藤の花も見頃でした。 根津美術館では、カキツバタの開花時期に合わせて、尾形光琳作「燕子花図屏風」(国宝)が特別展示されます(平成28年は、4月13……
続きを読む

城下町新発田の名庭 ③市島邸と福島潟

早起きして、朝一番で市島邸を訪れました(平成28年4月下旬、入館料600円)。 月岡温泉からは車で約10分です。 市島邸は、北越屈指の豪農・市島宗家が、明治初期に造営した邸宅です。 約八千坪の敷地に、簡素優雅な邸宅と野趣あふれる回遊式庭園が広がっています(公式パンフより)。 (写真は、数寄屋造の「水月庵……
続きを読む

城下町新発田の名庭 ②新発田城と五十公野御茶屋

新発田城は二度目の訪問です(平成28年4月下旬)。 本丸など中心部が陸上自衛隊駐屯地となっているため、見学可能なゾーンは限られますが、表門(重文)の二階や旧二の丸隅櫓(重文)の内部を見学することができました(公開期間4~11月、無料)。 平成16年には、三階櫓と辰巳櫓も再建されています。 (写真は三階櫓。……
続きを読む

城下町新発田の名庭 ①清水園

本業で久しぶりの新潟出張。 前日入りして、新発田市の庭園などを巡りました(平成28年4月下旬)。 新潟駅でレンタカーを借り、新新BP(R7)で約30分。溝口家10万石の城下町・新発田へ到着です。 まずは、清水園へ(国名勝、入園料700円、年末・1~2月の水休)。 清水園は、もともと新発田藩主・溝口家の下屋敷(清……
続きを読む

新緑の三溪園

本業で横浜へ。 途中、時間が空いたので、本牧の三溪園に立ち寄りました(平成28年4月中旬、国名勝、入園料500円、駐車料500円)。 6年ぶりの訪問です。 三溪園は、明治末から大正にかけて製糸・生糸貿易で財をなした原富太郎(号:三溪)が本牧の地に造り上げた広大な日本庭園です。 京都や鎌倉などから移築した歴史的建……
続きを読む

花咲く秩父路 ⑤福徳寺阿弥陀堂と能仁寺庭園

秩父路を後に、R299経由で帰途につきます(平成28年3月末)。 途中、飯能市内にある2つの寺に立ち寄りました。 まずは、東吾野駅近くの福徳寺へ。 阿弥陀堂は埼玉県内最古の木造建築物といわれており、国重文に指定されています。 ずいぶんと久しぶりの訪問です。 お堂の上にはしだれ桜があるのですが、見頃までもう……
続きを読む

花咲く秩父路 ④長泉院・清雲寺のしだれ桜

秩父市の南郊・旧荒川村地区は、しだれ桜の里と呼ばれています。 まずは、秩父霊場29番札所の長泉院へ向かいましたが…… まだ3~4分咲きでした(平成28年3月末、埼玉県秩父市)。 古木の下のお地蔵様も、やや寂しげです。 続いて、近くの清雲寺へ。 こちらも例年なら、山門横のしだれ桜が見頃のはずでしたが…………
続きを読む

花咲く秩父路 ③新木鉱泉「御代の湯 新木鉱泉旅館」

本日の宿は、秩父市の東郊にある新木鉱泉「御代の湯 新木鉱泉旅館」です(平成28年3月末)。 新木鉱泉旅館は江戸後期・文政10年(1827年)の創業(公式パンフより)。 館内には立派な梁もあり、移築古民家かなと思ったら、創業以来の旅館建築とのことでした。 (写真は吊るし雛のアップ) 新木鉱泉は、秩父七湯の……
続きを読む
1 16 17 18 19 20 24

最近の記事