2019年5月1日
九鬼の海 志摩 ⑤鳥羽城跡と常安寺
志摩2泊旅行最終日(3日目)の続きです(平成31年3月下旬、三重県鳥羽市)。
答志島での滞在時間は約1時間15分。
帰路は急ぎ足となり、和具港を正午過ぎに出る鳥羽行き市営定期船に何とか間に合いました。
帰路は、佐田浜港の一つ先・中之郷港(伊勢湾フェリー乗り場と鳥羽水族館の近く)で下船。
国道と近鉄鳥羽線の線路を渡って5分ほど歩くと、鳥羽城跡の三の丸広場が見えてきます。
見事な階段状の石垣です。
規模や高さは異なりますが、七尾城(石川県七尾市)の石垣を思い出しました。
二之丸跡(城山公園)を経て、登った先の本丸跡にも堂々たる石垣が遺されていました。
城跡からは鳥羽湾も一望です。
(写真は、ミキモト真珠島)
城跡を西側(山側)に下り、九鬼家の菩提寺・常安寺を訪れます。
九鬼家の廟所には、嘉隆と守隆の墓が並んでいました(合掌……)。
九鬼家は江戸前期には志摩(鳥羽)を離れているのですが、「戦鬼たちの海」(白石一郎著)で描かれた九鬼嘉隆のイメージがあまりに鮮烈なせいか、志摩は九鬼の海という印象です。
鳥羽駅で、鳥羽水族館を満喫してきた両親と合流し、ジュゴンやアシカショーの話を聞きながら、帰路につきました。
〔九鬼の海 志摩 終〕