2019年4月26日

九鬼の海 志摩 ②石鏡温泉「いじか荘」

両親との志摩二泊旅行。
(二泊とも)お世話になった宿は、石鏡(いじか)温泉「いじか荘」
文具大手・大○商会グループが運営する、全室オーシャンビュー、料理&温泉自慢の宿です(平成31年3月下旬、三重県鳥羽市)。

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展望デッキからは、神島伊良湖岬など伊勢湾の絶景が広がります。。
宿の名称にもなっている「石鏡(いじか)」とは、その間に浮かぶ白い岩礁=鏡島に由来します。
かつてはこの島に洞窟があり、そこを通して望む朝日が鏡のように見えたことから名付けられたとか(公式パンフより)

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(写真中央やや左に、朝日を浴びて白く輝く鏡島。白い理由は鳥の糞かカルシウムか? 支配人さんのお話しでは、かつては島に松も茂っていたそうです。)
温泉は宿の敷地から湧出する源泉を使用し(岬の湯)、泉質はカルシウム・ナトリウム-塩化物冷鉱泉
海に面した温泉にしては、塩分がそれ程キツくなく、保湿&保温効果も高い名泉と感じました。
※浴場は撮影禁止でしたので、写真はありません。それ程広くはないものの、オーシャンビューの清潔な浴場でした。
さて、これまたオーシャンビューのレストランで頂く夕食には、伊勢エビ活造り姿盛り鮑踊り酒蒸し焼など、御食国(みけつくに)・志摩の名に恥じない豪華な食材が、これでもかというくらい並びます。
両親も大喜びw
なお、当旅館は全室禁煙。ただ、各階に喫煙室がありますので、喫煙者も安心です。

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(宿に隣接して、白亜の石鏡灯台が聳えます。)
朝食のメインは、前夜の伊勢エビを使用した味噌汁に加え、当旅館の名物「磯飯」です。
「磯飯」とは、ウニ、ホタテその他の貝類、そしてヒジキの炊き込みご飯(青森県八戸市周辺の「いちご飯」に相当するかと……)。
お櫃に入った結構な量でしたが、あっという間に完食しました(*´∀`*)
※磯飯が苦手という方は、白米も選択できます。

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朝食の間、レストランの眼下では、海女さんによる漁が現在進行中。

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両親共々、飽きることなく眺めていました。
ご担当の女性スタッフに確認すると、ワカメ漁でしょう、とのことでした。
どちらかといえば山間の秘湯好きの橙ですが、当旅館は完全にツボにハマりました。
朝食の「磯飯」をもう一度食すだけでも再訪したい、と思える宿でした。

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〔③横山展望台と大王埼灯台 へ続きます〕


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