2019年3月6日

湖東三山と京の紅葉 ⑤龍吟庵

早起きして、京都の紅葉を楽しみます(平成30年11月下旬)。
清水五条駅から京阪電車で鳥羽街道駅へ。
特別公開中の東福寺塔頭・龍吟庵(りょうぎんあん)を拝観します(拝観料500円、京都市東山区)。
なお、龍吟庵を含む東福寺中心伽藍周辺へは、東福寺駅よりも鳥羽街道駅の方が距離的に近く、人も少なめなのでお勧めです。

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龍吟庵は春や秋に特別公開される寺院です。
今回は庭園のみ撮影可でしたが、公開主体によっては全面撮影不可となる場合もあるので、事前に電話等で確認されると確実です。
龍吟庵の庭園(西庭・南庭・東庭)は、いずれも昭和の名作庭家・重森三玲の作。
中でも西庭「龍門の庭」は、龍が海中から黒雲を得て昇天する姿を石組によって表現した名庭です(公式パンフより)

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中央に青石の龍頭を配し、白砂は海を、黒砂は黒雲を表しているそうです(公式パンフより)
こちらは、南庭「無の庭」
文字通り何もありません。

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そして、東庭「不離の庭」。
赤砂が特徴的です。

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国宝の方丈(室町時代)には、足利義満筆「龍吟庵」の扁額が掲げられていました(撮影不可)。

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最後になりますが、龍吟庵の入口・偃月橋(えんげつきょう)周辺は、紅葉に埋もれていました。

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偃月橋の下流には紅葉の名所・通天橋が架かっていますが……
そちらは大勢の人で溢れていました。
〔⑥旧三井家下鴨別邸 へ続きます〕


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