2019年3月1日

雪深き目の温泉 貝掛温泉「貝掛温泉」

疲れと乾燥、それにまさかの花粉?とで体調の優れない日々……
それら全てが無い越後の名湯へ向かいました(平成31年2月上旬、新潟県湯沢町)。
上越新幹線で国境のトンネルを抜けると、そこは本当に雪国🌁⛄🌁
越後湯沢駅から雪の壁(約3m)のR17を路線バスで約20分。バス停に待機していた宿の送迎バスに乗り換え、清津川を渡ると、貝掛温泉の一軒宿「貝掛温泉」に到着です(日本秘湯を守る会加盟)。

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貝掛温泉の泉質は、ナトリウム・カルシウム-塩化物温泉。全て源泉掛け流し。
古来より、目の温泉として有名です。
平成になってから温泉成分を検証したところ、某製薬会社の目薬の成分と一致したとか……

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源泉は約37℃とぬる湯なので、目を洗うことは勿論、じっくりと長湯できます。
肌に無数の気泡が付くまで浸かっていると、湯上がり後も身体はポカポカ(*^_^*)
厳冬期なのに、部屋暖房が要らないほどでした。

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内湯・露天とも、42℃に加温した浴槽もあるので、冬期でも安心。
湯上がり前や朝湯には重宝しました。
当旅館の湯は、日本温泉協会による天然温泉評価でオール5評価を受けています(右側の暖簾の内湯の評価。左側の暖簾の露天風呂は広いため、新湯注入率の項目のみ4です。)。
ポカポカになるのも納得です。

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夕食には、魚沼美雪鱒の刺身など地の食材が並びます。
なかでも、貝掛名物「薬膳玄米粥」が絶品でした。クコの実、人参、胡麻などを使用した、肝臓・脾臓それに目に優しいという魚沼産コシヒカリのお粥です。
宿の当日の湿度は75%。寒いですが乾燥とは無縁です。
東京駅から宿まで約2時間。秘湯にしては至近です。
また是非訪れたい貝掛温泉でした。
※ なお、浴場の写真は、宿の撮影ポリシーを遵守し、内湯や露天内に他の入浴者がいない状況下で撮影したものです。
日曜泊なのに宿泊客が多いなぁと感じていましたが、別に不思議なことはなく、苗場等のスキー場が周辺にあるためでした。
〔終〕


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