2019年2月17日

湖東三山と京の紅葉 ③百済寺

湖東三山最後の寺は、百済寺(ひゃくさいじ)です(平成30年11月下旬、滋賀県東近江市、拝観料600円、駐車料無料)。

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(写真は、本坊・喜見院の池泉回遊式庭園
百済寺は、聖徳太子により創建されたと伝わる古刹。
その名称から、渡来人ゆかりの寺であることが推察されます。

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しかし、織田信長に抗した六角氏に味方したため、元亀4年(1573年)、信長の兵火により一山悉く焼亡しました(公式パンプより)
そのため、残念ながら百済寺には、西明寺や金剛輪寺のような中世以前の建築物や仏像は残っていません。

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(写真は、「遠望台」から望む百済寺本坊と湖東平野)
現在の百済寺には、本坊・喜見院庭園と、石段の両側にある城郭顔負けの石垣群(僧坊跡・国史跡)、

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それに石段を登った先に、大わらじで有名な仁王門、江戸期再建の本堂(国重文)等が残されています。

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他の二山同様、山内は紅葉狩りの人々で賑わっていました。
湖東三山を全て巡り終えましたが、本日はもう一寺、教林坊へ向かいます。
〔④教林坊 へ続きます〕


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