2018年12月9日

信州の鎌倉 塩田平の秋 ②田沢温泉「富士屋」「有乳湯」

本日の宿は、田沢温泉の「富士屋」です(平成30年11月中旬、長野県青木村)。

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(写真は、石畳が続く田沢温泉の温泉街)
田沢温泉の泉質は、アルカリ性単純硫黄温泉
源泉温度が約40℃とぬるめで(後述する、共同浴場(外湯)の「有乳湯(うちゆ)」)、婦人病や不妊症等に効能のある子宝の湯として知られています。
「富士屋」の内風呂と家族風呂も有乳湯源泉で、加温しているものの源泉掛け流しです。

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(家族風呂「白扇の湯」 宿泊者限定・無料です。)

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(写真は、内風呂「青磁の湯」)
「富士屋」には露天風呂もあり、こちらは仙人湯(やまどゆ)源泉。
ただ、こちらは給湯口源泉・循環併用で、塩素消毒剤も注入されています。

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あくまで個人的な感想ですが、「富士屋」の浴場満足度は、家族風呂>内風呂>露天風呂の順でした。
※なお、浴場の写真は全て、他の入浴者がいない状況で撮影したものです。
夕食には、きのこ鍋松茸土瓶蒸しなど、地の食材を使用した逸品が並びました。なかでも、虹鱒円(つぶら)揚げ(青唐・薬用人参入り)は初めて口にしましたが、驚きの美味でしたw。
この内容で、一泊二食付(一人泊)約1万2000円。「富士屋」のコスパは最高です!
※宿泊当時の情報です。
翌朝は早起きして、共同浴場(外湯)の「有乳湯」へ(入浴料200円※温泉街宿泊者は宿にて100円で入浴券を購入できます、年中無休)。

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湯船に浸かった瞬間に、無数の気泡が体中に付き、温泉の濃さ(硫化水素臭等)も上述の家族風呂を上回っていました。やはり、源泉は違う!
結論として、田沢温泉一番の湯は、「有乳湯」でした。
〔③国宝・安楽寺八角三重塔 へ続きます〕


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