瀬波温泉「椿の宿 吉田や」
村上でお世話になった宿は、瀬波温泉の「椿の宿 吉田や」さんです(平成30年7月中旬、新潟県村上市)。
瀬波温泉といえば海に沈む夕陽で有名ですが、「吉田や」さんは海には面していません。
その代わり、宿の裏山に瀬波温泉の元湯源泉(噴湯)があります。
泉質は、ナトリウム-塩化物温泉(アルカリ性低張性高温泉)。
源泉温度が75.1℃と高いため、熱交換器を使用し、適温にした上で掛け流しています。
無色澄明ですが、微かに硫化水素臭がし、肌もツルスベになる名湯でした(*^_^*)
※浴場の写真は、他の入浴客がいない状況で、撮影したものです。
空いていれば無料で入ることができる貸切風呂(貸切露天風呂&家族風呂)もありますし、部屋も綺麗で、夕食は日本海の旬の幸が並びます。
何より、出張族の一人泊にもかかわらず、色々お気遣いいただいた宿の方々に感謝いたします。
お陰様で、翌朝の目覚めはスッキリ。お世話になりました。
さて、肝心の本業といえば、朝から不動産の現地検分等をしたのですが、午後に予定されていた裁判所の開廷時間まで時間が空いてしまいました。
そこで、クライアントの方々と一緒に、裁判所の近くにあるおしゃぎり会館(村上市郷土資料館、年末年始休、若林家住宅等との共通観覧券500円)や、
(「おしゃぎり」とは、祭に曳き回される山車のことです。)
その隣にある武家屋敷・若林家住宅(国重文)を見学しました。
若林家住宅には、村上の特産品・塩引き鮭が吊されており、少し驚きました(^^;)
尾から吊るす(首つりにならぬよう)、腹は二つに分けて割く(切腹にならぬよう)などのルールがあるそうです。
このように記すと観光ばかりのようですが……(;´Д`)
裁判所での仕事はそつなくこなし、クライアントの方々にも満足してお帰り頂きました(はずです)。
〔終〕