2018年2月4日

石見銀山への道 ⑦世界遺産 石見銀山

3日目。温泉津温泉から石見銀山へ向かいます(平成29年11月中旬、島根県大田市)。
石見銀山が2007年に世界遺産認定されてから10年。狭隘な道路に車が溢れるのを防ぐため、パーク&ライドを実施しています(世界遺産センターに駐車→路線バス利用)。
ただ、橙の訪問日は平日だったため、中心部の石見銀山公園に駐車することができました。

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(写真は、熊谷家住宅の2階窓から眺めた大森の町並み)
近くでレンタサイクル(電動アシスト付き、2時間700円)を借り、まずは龍源寺間歩(りゅうげんじまぶ)(元日休、見学料410円)を目指します。
石見銀山公園から龍源寺間歩までは約2.3㎞。延々登り坂が続きますので、電アシ付きがお奨めです(なお、当日は、電気自動車の導入実験が実施されていました。)。

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龍源寺間歩は石見銀山で唯一、通常公開されている間歩(=坑道)です。
暗闇の中、人ひとりがやっと通れる程の坑道が約160m続きます。
こんな所で働いていたら長生きはできないなぁ、と考えながら歩いていたら、広い新坑道が現れ、出口が見えました。
出口は山の反対側。駐輪場に戻って、近くの清水谷精錬所跡を目指します。

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ここは明治期の精錬所跡。しかし、江戸期までに銀はほぼ掘り尽くされていたようで、数年で閉山になってしまったそうです。近代遺産も植物で覆い尽くされ、天空の城ラピュタのような状態になっていました。
ここからは下る一方。なお、下りでは電アシを解除しないと危険です。
途中の下河原吹屋跡では見事な紅葉を見ることができました。

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レンタサイクルを返却し、大森の町並みを歩きます。

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町並みの中にある熊谷家住宅(国重文、年末年始・毎月最終火休、見学料500円)は、天領・石見銀山で栄えた商家。
家業である鉱山業、酒造業のほか、代官所に納める年貢銀を秤量・検査する掛屋や郷宿なども兼ねていたそうです(公式パンフより)

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大森代官所跡(石見銀山資料館)前の「お食事処 おおもり」で銀山蕎麦を食し、車で温泉津温泉まで戻ります。
途中、鳴き砂で有名な琴ヶ浜や、

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銀の積出港・温泉津の沖泊(おきどまり)にも立ち寄りました。

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本日も温泉津温泉「輝雲荘」に連泊です。
早速疲れた身体を癒やすため、二つある外湯の一つ「元湯」へ(入浴料370円)。

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昨日入浴した「薬師湯」よりも空いていました。
浴槽は「あつ湯」と「ぬる湯」があり、「ぬる湯」でも相当の熱さでした。
〔⑧たたら製鉄の郷 菅谷高殿 へ続きます〕


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