2017年8月7日

足利学校と出流原弁天池湧水

彦部家住宅からR50で約20分、足利市の観光案内所「太平記館」の無料駐車場に到着です(平成29年7月上旬、栃木県足利市)。
すぐ近くに、足利学校があります(国史跡・日本遺産、第3月休・年末休、参観料420円)。約30年ぶりの訪問です。

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(写真は、入徳門)
足利学校は、日本最古の学校(大学)と云われています。
歴史上、明らかとなるのは、室町時代(15世紀)に上杉憲実(鎌倉公方が滅亡した「永享の乱」の際の関東管領)が再興して以降。戦国期には、フランシスコ・ザビエルにより「日本国中最も大にして、最も有名な坂東の大学」と世界に紹介されています(公式パンフより)
なお、学校(大学)といっても、イメージとしては、国立図書館 兼 儒学の「自学自習」の場、と思われます。
参観受付の際に、参観券として「足利学校入学証(印)」を貰えますが、これが結構本格的w。
かつては、江戸期の門や孔子廟が残るのみでしたが、平成2年に方丈、庫裏・書院・庭園等が復元され、往時の姿を取り戻しました。

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(写真は、復元された方丈と南庭園。奥に、孔子廟が見えます。)
復元された方丈等の内部も見学できます。

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方丈内には風が吹き抜け、猛暑日に一際涼しく感じました。
なお、方丈内では、簡単な漢字試験にも挑戦できます。
続いて、北関東道・足利ICの近くにある樺崎八幡宮へ。
ここは鎌倉期・足利氏の菩提寺(樺崎寺)だった場所で、近年、浄土庭園の復元整備事業が進んでいます。

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樺崎八幡宮から、R293で約10分、本日最後の目的地・出流原(いずるはら)弁天池湧水に到着です(栃木県佐野市、名水百選)。

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石灰岩で構成される鍾乳洞からの湧水で、水温は年間を通じ16℃。
そのためか、池の水は驚くほど透明で、池の畔は猛暑日とは思えないほど冷気漂う涼しい場所でした。

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〔終〕


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