2017年7月17日

沢渡温泉「まるほん旅館」

小諸から、浅間山麓を走り抜け、中之条の手前から再び山懐に入ると、本日の宿・沢渡(さわたり)温泉「まるほん旅館」に到着です(平成29年7月上旬、群馬県中之条町、日本秘湯を守る会加盟)。

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(写真は、檜張りの大浴場。熱湯からぬる湯を望んだ図。混浴ですが女性専用時間帯もあります。)
泉質は、カルシウム・ナトリウム-硫酸塩・塩化物温泉(弱アルカリ性低張性高温泉)
無色透明の湯に無数の白い湯の花が浮かんでおり、僅かに硫化水素臭がする素晴らしい湯です。
なお、当旅館の湯は、全ての浴場で源泉掛け流し(加水・加温・循環一切無し)です。

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(写真は、大浴場・ぬる湯の源泉湯口。石臼の割れ目が湯口となっています。)
沢渡の湯は、「一浴玉の肌」と云われます。
1回15分ほどの入浴で汗が噴き出し、玉の肌=しっとりツルスベの肌を実感できます。
ただ、湯が熱いので、休みながらの入浴がお奨めです。
「まるほん旅館」さんには、数年前に一度お世話になりました。
その際の正直な感想を述べますと、お湯は超一級ながら、その他の要素(部屋、料理、接客等)は三流以下で、二度目はないな、というものでした。
ところが、この度、某宿泊予約サイトで当旅館の評判をふと眺めたところ、非常に高い!?
部屋が水回りを中心にリフォームされ、料理の質が上がり、大浴場以外の浴室(婦人専用風呂、貸切露天風呂)が新設ないしリフォームされたと知り、再度お世話になった次第です。

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(写真は、真新しい湯上がり処。デザイン性に優れているのみならず、開放された窓から風が吹き抜け、みるみる汗が引いていきます。)
今回、実際に宿泊した感想は、以下のとおりです。
・ 部屋 : 快適性が格段に向上
・ 大浴場 : 従前どおり非常に佳い
・ 婦人専用風呂(男性専用時間帯あり) : 非常に佳い
・ 貸切露天風呂 : いまいち(非常に狭いし、周囲の廊下から見えそうな構造のため)
・ 料理 : 大幅に改善(前回は味付けの濃い田舎料理が並んでいました……)

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(写真は、リフォームされた婦人専用風呂。もちろん、男性専用時間帯に撮影したものです。)
ただ、接客は、相変わらず。
特に、ご主人の何となくお役所的な接客態度が、前回同様気になりました……(※あくまで、橙の主観です)。
とはいえ、全国屈指のレベルの泉質ですし、平日一人泊で1万5000円程度(※夕食料理少なめプラン)とコスパも非常に高い宿なので、三度(みたび)お世話になると思われます。
※ 情報は、いずれも宿泊当時の情報です。また、浴場内の写真は、いずれも他の入浴者がいない状況で撮影したものです。
〔彦部家住宅 奇跡の家系と秘伝の梅干し へ続きます〕


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