2017年6月10日

本間美術館の白ツツジ

GW明け、猫の手も借りたい日々をやり繰りして、東北出張へ(平成29年5月中旬)。
盛岡、秋田(Yさん、夕食に付き合ってくれて、ありがとう(*^_^*))を経て、最後に酒田に立ち寄り、顧問先様の副部長に昇進されたSさんの豪華アテンド付きで、本間美術館を再訪しました(山形県酒田市、冬期火水休、年末年始・展示替期間休、入館料900円)。
お目当ては、例年なら見頃を迎える本間美術館「鶴舞園(かくぶえん)」(国名勝「本間氏別邸庭園」)の白ツツジです。

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(写真は、清遠閣2階・昭和天皇が東宮時代に宿泊された部屋から眺めた鶴舞園※)
本間美術館は、「本間様には及びもないが、せめてなりたや殿様に」と唄われた、酒田の豪商・本間家の別邸。
文化十年(1813年)、四代・本間光道が築造した、鳥海山を借景とする池泉回遊式庭園です(公式HPより)
ちなみに、その「殿様」=庄内藩主・酒井侯は、江戸後期以降、三方領地替と戊辰戦争敗戦という二度の取り潰しの危機を、本間家の財力ないし献金のお陰で脱しています。

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(写真は、大正建築の清遠閣と白ツツジ&カキツバタ)
庭園内の白ツツジは、見頃まであと一歩……。
曇り空のため、借景の鳥海山を望むこともできませんでしたが……、

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(写真は、清遠閣1階・書院から眺めた鶴舞園※)
清遠閣での職員の方の解説があまりに素晴らしかったため、地元出身のSさん共々、この庭園に魅せられてしまいました。
美術館に展示されている本間家コレクションも、国重文を含む逸品揃い。
入館料900円は決して高くはありません。
お忙しい中、Sさんにはアテンドいただいた上、昼食までご馳走いただき、ありがとうございました(*^-^*)。

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(晴れていれば、庭園の中央に、名峰・鳥海山を望むことができます。)
※清遠閣の内部は原則写真撮影不可です。今回は、職員の方のご配慮により、特別に撮影を許可されたものです。
〔終〕


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