2017年5月29日

風薫る伊予 ①松山城

平成29年のGWは、2泊3日で伊予(愛媛県)へ。
松山から大洲を経て宇和島まで、名城と名園を訪ねる旅です(平成29年4月末~5月上旬)。
まずは、松山市街の真ん中に聳える松山城へ(日本百名城、国史跡、国重文、天守観覧料510円)※。

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松山には、これまで何度か本業で訪れ、プライベートでも一度訪れたことがあるのですが、その都度時間が無かったり、雨に祟られ、涙を呑んで登城を諦めてきました。
今回は、念願叶っての登城です。
松山城は、豊臣大名で賤ヶ岳七本槍の一人・加藤嘉明が精魂込めて築いた平山城。
現存12天守の一つである連立式天守(国重文)が有名ですが、実戦を想定した壮大な石垣群や、迷路のような縄張りも必見です。

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上の写真は、太鼓櫓下の登城道から望んだ天守。
此所を直進しても行き止まりで、天守へ到達するためには、180度道を折れ曲がる必要があります。

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上の写真は、その折れ曲がった先にある戸無門
文字どおり門に戸(扉)が無いので、敵は勢いよく直進するでしょうが、その先には隠門のトラップが待っています。
さて、当日は夏日で、汗を拭いつつ、本丸に到達。

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(写真は、馬具櫓付近から望んだ連立式天守と石垣)
いよいよ天守へ。
松山城の天守は、大天守を小天守や櫓群が長方形に囲む連立式天守。
特に大天守は江戸末期(安政元年・1854年)の再建で、現存12天守の一つです。

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最後に、地元の方に教えてもらったスポット・乾門へ。
メインルートから外れた静かな場所ですが、天守と屏風のように折れ曲がった石垣美を一望できます。

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松山城の城域は広大で、見所も多いため、ロープウェイ・リフトを降りてから少なくとも1時間半を要します。
橙は、それ以上の時間を掛けて、松山城を堪能しました。
※松山空港から松山城(ロープウェイ・リフト乗り場)までのアクセス
リムジンバスもありますが(大街道下車・徒歩5分)、路線バス(52番系統)なら乗り場前まで運んでくれます。
※ロープウェイ・リフト
乗り場には、コインロッカーがあります。ロープウェイかリフトを選択でき、いずれも片道270円。なお、下りは、黒門口登城道を徒歩で下るのがお薦めです。
〔② 二之丸史跡庭園と萬翠荘〕


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