2016年7月22日
湯けむり上州 ①湯宿温泉「窪湯」と「大滝屋旅館」
お陰様で今年の６～７月は本業が繁忙を極め、心身ともに疲労の極み……。
海の日３連休を利用して、夏の上州へ温泉旅行に出かけました（平成28年７月中旬）。
大河ドラマ（「真田丸」）の効用は恐ろしいもので、約２０年ぶりに訪れた名胡桃城跡は綺麗に整備され、しかも観光客で華やいでいました（群馬県みなかみ町）。
（名胡桃城址碑。傍らには、ヤマユリが咲いていました。）
城跡に隣接した廃レストラン（とおぼしき建物）が、資料館となっているほどです。
さて、今宵の宿がある湯宿（ゆじゅく）温泉は、R１７沿いの小さな小さな温泉街。
何軒かの温泉宿と４つの外湯とが、昭和の懐かしい雰囲気を守り続けています。
外湯の一つ「窪湯」です（入湯料１００円）。
泉質は硫酸塩泉で、源泉掛け流しですが、激熱の湯……。
（他に入浴客がいなかったので、）たまらず加水し、浸かっては上がりを繰り返しつつ、本物の温泉を堪能しました。
「窪湯」の建物には、薬師如来も祀られています。
本日の宿は、湯宿温泉の「大滝屋旅館」。
リニューアルしたばかりの部屋（ウォシュレットトイレ付き）に、心温まる接客の宿です。
宿泊費も非常にリーズナブル。
夕食は、宿提携の「五郎兵衛やかた」で、絶品の釜飯御膳をいただきました。
途中、川を渡るのですが、夏草の匂いとヒグラシの声に、山国の夏の夕暮れを感じました。
〔②谷川温泉「檜の宿 水上山荘」 へ続きます〕
