2016年5月13日

紀の国の庭園 ①養翠園

平成28年のGW後半、名庭を求めて、和歌山県北部へ3泊4日の旅に出ました。
羽田→関空は空路、関空→和歌山市駅は南海。レンタカーを借りて、旅のスタートです。
最初の目的地は、和歌山市内の養翠園です(国名勝、入園料600円、無休)。
養翠園は、江戸後期(文政年間)に紀州藩主・徳川治宝(はるとみ)により造営されました。海水を取り入れた汐入(しおいり)の池を中心とする全国的にも珍しい大名庭園です(公式パンフより)
汐入の池といえば、浜離宮庭園(東京都中央区)などが有名ですね。

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中国は杭州・西湖の橋を模した「西湖堤」は小石川後楽園(東京都文京区)など数々の大名庭園に取り入れられていますが、養翠園のもの(「三ツ橋」)は長大で、背景の章魚頭姿山(たこずしやま)とともに当庭園の代表的景観となっています。

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黄色のカキツバタ(杜若・燕子花)が見頃でした。

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園内には、市内の別の場所にあった紀州徳川家の「湊御殿」が移築・公開されています。
職員の方の解説付きで、内部を見学することもできます。

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当日の和歌山市は夏日となりました。
水分を補給しつつ、次の目的地・雑賀の「番所庭園」へ向かいます。
〔②番所庭園 へ続きます〕


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