2016年4月30日

城下町新発田の名庭 ②新発田城と五十公野御茶屋

新発田城は二度目の訪問です(平成28年4月下旬)。

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本丸など中心部が陸上自衛隊駐屯地となっているため、見学可能なゾーンは限られますが、表門(重文)の二階や旧二の丸隅櫓(重文)の内部を見学することができました(公開期間4~11月、無料)。
平成16年には、三階櫓と辰巳櫓も再建されています。

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(写真は三階櫓。最上階の屋根がT字型になっており、その隅に3匹の鯱が載っています。)
新発田市街の東郊・五十公野(いじみの)には、新発田藩主・溝口家の別荘であった五十公野御茶屋があります(国名勝、開館期間4~11月、月休、無料)。
作庭者は、清水園と同じ縣宗知です。

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参勤交代の際には、藩主以下一行がここで装束を調え、江戸(会津経由)或いは城下へ出立したそうです。
ボランティアのSさんからは、ほかにも紅葉の時期の美しさなど、貴重なお話を伺うことができました。

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当日は、新潟市内から来たという戦国武将系コスプレイヤーの団体が撮影会を行っていました。
そのせいで、私は満足に写真が撮れませんでしたが、この庭園の良さが広く?認知されてきているのは喜ばしいと思います。
本日の宿は、月岡温泉の「ホテル清風苑」 (1泊朝食付き約8千円 ※宿泊日当日の情報です。)。
湯香炉と呼ばれるエメラルドグリーンの硫黄泉で癒やされました。
夕食は温泉街の「千」という小料理屋さんで、ノドグロの焼き魚と刺身に舌鼓を打ちました。
〔③市島邸と福島潟 へ続きます〕


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