2016年4月29日

城下町新発田の名庭 ①清水園

本業で久しぶりの新潟出張。
前日入りして、新発田市の庭園などを巡りました(平成28年4月下旬)。
新潟駅でレンタカーを借り、新新BP(R7)で約30分。溝口家10万石の城下町・新発田へ到着です。
まずは、清水園へ(国名勝、入園料700円、年末・1~2月の水休)。
清水園は、もともと新発田藩主・溝口家の下屋敷(清水谷御殿)でした。
江戸中期に、幕府茶道方にして遠州流茶人の縣宗知(あがた そうち)が作庭したものです。
維新後は荒廃していましたが、昭和に入ってから、慈照寺庭園の発掘修復等で名高い作庭家・田中泰阿弥(たなか たいあみ)が手を入れています。
現在は、北方文化博物館が管理しています(公式パンフより)

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大池泉は、「水」の字の形(但し、草書体)をしているそうです。

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洲浜や延段(敷石道)など随所に、桂離宮の影響を感じます(あくまで個人的感想です)
田中泰阿弥が手を入れたからでしょうか……。

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「越後路から東北にかけて他に比を見ない名園」といわれるそうですが、決して誇張ではありません。

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苔や新緑の美しい庭園でした。
紅葉の時期も、さぞやと思います。

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〔②新発田城と五十公野御茶屋 へ続きます〕


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