2015年10月30日

新潟の名庭 ①旧齋藤家別邸

年に一度の弁護士研修会も無事終了。
せっかく越後湯沢まで来たので、新潟県内の他の温泉にもう一泊することになりました(平成27年10月下旬)。
本日は、新潟市内にある2つの名庭園を訪れます。
同行者は、私こと橙に加え、同期のG先生とT先生。さらに、別行動を取るI先生と、本日の宿で合流する予定です。
塩沢石打ICから関越道で新潟西ICへ。
市内を走って、新潟市美術館の第2駐車場に駐車します(無料)。そこから徒歩2~3分で最初の名庭・旧齋藤家別邸に到着です(新潟市中央区、国名勝、入館料300円)。
ここは、大正期の豪商の邸宅。
砂丘地形を巧みに利用した回遊式庭園で、江戸の旧大名屋敷から運び込んだ名石・石造物を随所に配しています(公式パンフより)

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紅葉は見頃一歩手前でしたが、その分、色のグラデーションを楽しめました。

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残念だったのは、竹製の大オブジェ(一番上の写真・右端に一部映り込んでいます)が園池の中に置かれていたこと……。
園内随所にライトアップ用と思われる竹筒も置かれていたので、ライトアップすれば映えるのかも知れませんが、少なくとも昼の当庭園には全くマッチせず、景観を害していました(同行者全員同意見)
庭園は作庭者の緻密な計算の下に成り立っており、それ自体で完結ないし完成しています。
そこに、後世の芸術家?が手を入れることは、極めて慎重であるべきと思います。

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(②北方文化博物館・豪農の館 へ続きます)


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