2015年8月11日

極上の会津へ【3日目 ①鶴ヶ城と茶室麟閣】

3日目。
芦ノ牧温泉を発ち、会津若松の城下へ戻ります。
鶴ヶ城の西出丸駐車場に車を停めて、いざ登城です。
鶴ヶ城(会津若松城、国史跡、日本百名城)は、蒲生氏郷が92万石の居城として整備した奥羽最大の城郭です。当時は、七層の天守が聳えていました。

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その後、城主は、上杉家、蒲生家(再)、加藤家と変遷し、会津松平家23万石の居城として幕末を迎えました。
五層の天守とされたのは加藤家の時代で、戊辰(会津)戦争後に取り壊されましたが、昭和40年に再建されました。平成23年には屋根瓦が幕末当時の赤瓦に葺き替えられています。
赤瓦となってからは、初めての登城です。

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天守の内部展示も今年(平成27年)になって一新されました。
最上階(五層)からは、雄大な会津の景色と城下町を展望することができます。
続いて、城内の一郭にある茶室麟閣へ。

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千利休が秀吉から切腹を命じられた際、利休の高弟・蒲生氏郷は利休の子・少庵を会津に匿いました。
この麟閣は、少庵が氏郷のために造ったと伝えられています。

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戊辰(会津)戦争後は城外で移築保存されていましたが、平成2年、城内の元の場所に移築復元されました(以上、公式パンフより)
ここでも冷たい抹茶を一杯。クールダウンして、奥会津へ向かいます。
【3日目 ②奥会津と只見川の風景 へ続きます】


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