2015年7月21日

小江戸川越 ②喜多院

養寿院から少し歩くと、東明寺に到着です。
ここには、河越夜戦跡の碑が建っています。

河越夜戦とは、戦国時代、河越城(後の川越城)をダラダラ包囲していた大軍(古河公方・山内上杉・扇谷上杉連合軍)を、小田原から駆けつけた北条氏康が完膚なきまでに粉砕した戦です。
この戦で扇谷上杉家は滅亡。関東では小田原北条家の覇権が確立していきます。
本丸御殿横の駐車場に戻り、車で喜多院へ。

喜多院の客殿(国重文、拝観料400円)には「徳川家光誕生の間」があります。
家光が喜多院で誕生した訳ではなく、建物(客殿・書院・庫裏)が江戸城から移築された次第です。
※建物内部は写真撮影不可
「春日局の間」もあります。
その前には、遠州好みの庭園が広がります。

慈眼堂 国重文)

喜多院は五百羅漢でも有名です(拝観料は客殿等と共通)。
何とも人間くさい羅漢様達です。

最後に、喜多院に隣接する仙波東照宮(国重文)を参拝しました。

社殿の彫刻や、歴代川越藩主(松平信綱、柳沢吉保ら)が奉納した石灯籠が見所です。
暑い中、ご解説いただいたボランティアの方、本当にありがとうございました。
なお、川越では主な見所と駅・無料駐車場を巡回する「小江戸バス」(一日乗車券500円)も走っていますので、利用するのも一手でしょう。
〔小江戸川越 終〕


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