2015年5月23日

真夏の伊達紀行【5日目 人取橋古戦場】

最終日です。本日もぱっとしない天気……。
岳温泉を下り、人取橋古戦場を再訪します(福島県本宮市)。

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若き日の政宗が、佐竹・蘆名連合軍に辛勝した古戦場です。
政宗の老将・いかりや長介さん鬼庭左月は、ここで壮絶に散りました(「独眼竜」は、俳優・いかりや長介さんの出世作でした)。
奥州の入口・福島県白河市へ。
しかし、再訪を予定していた白河小峰城は、先の震災で大崩壊した石垣の修復工事中でした……。
そこで、政宗とは関係ありませんが、白河市内の史跡を探訪することにします。
稲荷山古戦場です。
奥羽越列藩同盟軍(東軍)が官軍(西軍)を迎え撃った古戦場です。

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東軍は作戦・装備・連携いずれも不味く、白河は陥落しました。
同時に、会津戦争の勝敗もほぼ決しました。
白河は、奥州の入口という地理的要因から、関ヶ原の際にも決戦予定地とされました。
上杉景勝・直江兼続主従が、家康を迎撃・殲滅するために築いたという「革籠原防塁跡(かわごはらぼうるいあと)」も白河市内にあります。ここは以前に訪問しました。
南湖公園です。
寛政の改革で知られる白河藩主・松平定信が領民のために作りました。

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白河の関跡(国史跡)です。是より以北=「白河以北」が東北地方です。
そういえば学生時代、仙台に本社がある新聞社「河北新報」の名の由来がこれであることを、今年7月に結婚する大学の同級生S君のお父様から教わりました。

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近くの「そば処 関守亭」で美味しい手打ち蕎麦を頂き、帰途につきました。


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