2015年5月2日

義烈千秋紀行【水戸編】 ③偕楽園

いよいよ、日本三名園・偕楽園へ(国史跡・名勝)。
入園は無料です(好文亭のみ有料)。
偕楽園には、表門から入ることをお勧めします。
陰から陽へという、烈公・徳川斉昭の意図を体感できるからです。
表門から続く孟宗竹林の道です。

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「吐玉泉」と「太郎杉」です。

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梅で有名な偕楽園ですが、この日は真っ赤な霧島ツツジが見頃でした。

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4月とは思えない陽光の下、相当歩きもしたので、疲労はピークに……
しかし、行かなければならない場所があります。
赤沼牢屋敷跡(前述)です。

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「恋歌」の主人公・中島歌子も、ここで地獄のような日々を過ごしました。
この小説のタイトルからは想像できない硬派ぶりは、水戸藩の血で血を洗う内訌を忠実に描写しているからだと思います。
この日は水戸市内のビジネスホテル泊(一応温泉付き)。
翌日も訪問する場所がありますが、本稿のテーマからは外れますので、別タイトルでアップしたいと思います。
〔終〕


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