薩摩国の秋彼岸 ②嘉之助蒸溜所
今や人気沸騰、購入は抽選制という国産シングルモルトウィスキー「嘉之助(KANOSUKE)」。
だけんファミリーの皆様(井上さん、Nさん、Aさん、Tさん、Sさん)と、嘉之助蒸溜所を訪問しました(令和4年9月下旬、鹿児島県日置市、休館日は公式HP参照、要予約、見学料1000円・テイスティングを含む)。
井上さんとのご縁で、代表取締役社長の小正芳嗣様に直々ご案内頂きました(約1時間)。
小正社長様は東京農大卒の俊英です。
2017年(平成28年)の開設なので、館内も機器もピカピカです。
下の写真は、マッシュタン(糖化槽)。
赤銅色に輝く3基のポットスチル(蒸留器)。
微妙に形状が異なるので、香りや味わいを変化させられるのだそうです。
見学の最後には「THE MELLOW BAR」にてテイスティング。
吹上浜を一望できる素晴らしい空間でした。
もっとも、レンタカー運転手の私はソフトドリンク。
テイスティング用のウィスキーは小瓶に入れてお土産にして頂きました。
南国・鹿児島の地でウィスキー蒸溜所を開設すると公表した当初は、誰も本気にしなかったそうです。
エンジェルズシェア(天使の分け前 樽熟成中の蒸発による目減り)が大きい分、熟成の速度も早いとのことでした。
ショップでオリジナルTシャツを購入し、直々のご案内にお礼の言葉を述べ、嘉之助蒸溜所を後にしました。
続いて、小正醸造日置蒸溜蔵へ。
ご一族(小正芳嗣様の弟様)が代表者を務める焼酎の蔵元です。
横型の大型蒸留器は珍しいと思います。
「蔵の師魂」のグリーン・オレンジ・ピンクや「小鶴」のバナナ・マスカットなど、フルーティでソーダ割に合う焼酎を世に送り出している小正醸造様。
(「師魂蔵」)
お忙しい中ご案内を賜り、ありがとうございました。
だけんファミリーは、本日の宿から明日の宿までの間、2組に分かれます。
私は井上さんと近隣の温泉宿に泊まります。
〔③吹上温泉「湖畔の宿 みどり荘」 へ続きます〕