2022年3月19日

冬の蓼科 ①尖石縄文考古館 国宝土偶「縄文のビーナス」と「仮面の女神」

特急あずさ号を茅野駅で降り、路線バスに乗り継いで、尖石(とがりいし)縄文考古館へ(長野県茅野市、入館料500円、月休、年末年始休)。
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ここには、「縄文のビーナス」と「仮面の女神」という二つの国宝土偶が展示されています。
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「新美の巨人たち」という番組(テレ東、ゲスト:本仮屋ユイカさん)を視聴し、無性に来たくなってしまいました(令和4年2月上旬)。
早速、国宝展示室へ。
嬉しいことに、当館は原則として写真撮影が可能です(三脚、一脚、フラッシュ等は禁止)。
国宝土偶「縄文のビーナス」
〈縄文中期=約5000年前、昭和61年棚畑遺跡出土、平成7年国宝指定〉
特徴 顔がハート型、お尻は逆ハート型 妊娠中の女性を表現 等
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国宝土偶「仮面の女神」
〈縄文後期=約4000年前、平成12年中ッ原遺跡出土、平成26年国宝指定〉
特徴 逆三角形の仮面、たすき掛け様の文様、神に代わってマツリをする女性を表現? 等
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当館には、特徴ある縄文土器も多数展示されています。
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グッズコーナーでは、国宝土偶の形そのままの「国宝塩羊羹」が販売されています。
「新美の巨人たち」で本仮屋ユイカさんも召し上がっていたので、羊羹は苦手なのですが、迷わず購入しました(*^▽^*)
さて、尖石縄文考古館前の道路を渡ると、そこは縄文中期の住居跡や土器が発掘された尖石遺跡です(国特別史跡)。
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遺跡内の散策路を数分歩くと、尖石の名の由来となった「尖石」があります。
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注連縄が張られ、神として祀られています。
信仰の原点を見たようで、粛然とした気持ちになりました。
〔②蓼科温泉「たてしな薫風」 へ続きます〕


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