2022年1月16日

能登半島一周 ④上時国家

3日目・最終日です(令和3年11月上旬)。

まずは、平時忠一族の墓へ(石川県珠洲市)。
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平時忠は清盛の義弟(妻・時子の弟)。
「平家にあらずんば人にあらず」(平家物語)と言ったとか言わないとか……
平家滅亡後も生き延び、能登に流され、この地で亡くなったと伝わります(子孫については後述)。

能登半島北岸の景勝地・曽々木海岸(石川県輪島市)に立ち寄り、
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(海に直接流れ落ちる垂水の滝

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窓岩

上時国(かみときくに)(国重文・国名勝、入館料500円)に到着です。
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上時国家は、平時忠の子・時国に始まると伝わります。
江戸期には、天領の大庄屋を務めました(公式パンフより)
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(国重文の建物玄関)

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(大納言の間:平時忠の極官である権大納言に由来します。天井は折上格天井!)

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(国名勝の庭園:心字池の周囲を鮮やかな苔が覆っています)

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近隣には分家・下時国家(国重文)もありますが、現在は公開休止となっています。

【追記】上時国家も令和4年8月に常時公開を停止したとのことです。
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〔⑤白米千枚田と輪島キリコ会館 へ続きます〕


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