2022年1月15日

能登半島一周 ②勝興寺

勝興寺は浄土真宗本願寺派の寺院です(令和3年11月上旬、富山県高岡市)。
その堂舎群12棟は、平成7年に国重文指定。
平成10年から令和2年まで23年間の大修理を終えて、江戸期の壮麗な伽藍が甦りました(年末年始休、拝観料500円・市内他施設との共通割引あり、無料駐車場あり)。

まずは、城郭を思わせる望楼形式の鼓楼(国重文)を。
戦国期に越中一向一揆の拠点であった名残ですね。
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唐門(国重文)は、京都の興正寺から移築されたもの。
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巨大な本堂(国重文→令和4年に国宝指定)。
軒の四隅は猿と呼ばれる天邪鬼(あまのじゃく)が支えています。
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(本堂から眺めた経蔵(国重文))

靴を脱いで、大広間及び式台(国重文→令和4年に国宝指定)へ。
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(大広間上段の間)

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(式台と台所(国重文)の間に展示されていた駕籠。勝興寺の住職から加賀藩主となった前田治脩所用のものです。)

いよいよ書院(国重文)へ。
洛中洛外図屏風(勝興寺本・国重文)のレプリカが展示されていました。
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(二条城部分のアップ)

(かざり)金具も技術の粋を尽くしたもの。
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書院から庭園と本堂を臨む。
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勝興寺を後に、雨晴海岸へ。
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立山連峰は霞んで見えませんでしたが、前回訪問時にはなかった真新しい道の駅「雨晴」で遅い昼食を。
私は氷見うどん、T先生は紅ズワイガニのパスタを注文。
美味しうございました(*^o^*)

さて、本日の宿は、和倉温泉「多田屋」です(石川県七尾市)。
先着して館内の桟橋で釣りを楽しんでいたI先生と合流。
やや熱めの塩泉と、能登の海の幸を堪能しました(*^o^*)
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(部屋から臨む七尾湾の夕景)

〔③能登金剛と天領黒島 へ続きます〕


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