2021年10月29日
京都 秋海棠の頃 ⑤真如堂と渉成園(枳殻邸)
錦林車庫前バス停から案内表示に従って坂道を登ると、真如堂(真正極楽寺)に到着です(令和3年9月中旬、京都市左京区、境内自由)。
(国重文の本堂と萩の花)
「紅葉の真如堂」として著名ですが……
早くも色づき始めている!?
本堂の仏間から先は有料拝観エリア(拝観料500円)。
趣の異なる二つの枯山水庭園があります。
まずは、「涅槃の庭」。
涅槃=釈迦の入滅の様子を現しているそうで、東山の大文字(如意ヶ嶽)等が借景です。
こちらは、モダンな「随縁の庭」。
重森千靑氏(三玲のご子孫)の作庭で、三井家の家紋=四つ目結紋が随所に配置されています。
岡崎道バス停へ移動し、「一番星」で、醤油とんこつラーメンを。
食後も、帰りの新幹線まで時間がありましたので、京都駅近の渉成園(枳殻邸)に立ち寄りました(京都市下京区、年中無休、庭園維持寄付金500円)。
(入口正面にある「高石垣」)
渉成園は、東本願寺の別邸(飛地境内地)。
国名勝の池泉回遊式庭園で、回棹廊(かいとうろう)等の特徴ある建築物と相まって、時代劇の撮影によく使用されています。
ただ、当日の園内は各所で工事中。
その影響からか園池にはアオコが発生していました(´д`)
そんな中で見つけた回棹廊とムラサキシキブのコラボです。
今回の旅も終わりです。
〔京都 秋海棠の頃 終〕