2021年10月24日

京都 秋海棠の頃 ①妙満寺と圓通寺

秋海棠の咲く頃、京都を訪れました(令和3年9月中旬)。
新型コロナワクチンは2回接種済みです。
地下鉄烏丸線・国際会館駅から京都バスに乗車して幡枝(妙満寺)バス停下車。
妙満寺は直ぐそこです(京都市左京区、拝観料500円)。
DSC_0002.JPG
昭和43年に寺町二条から岩倉幡枝(はたえだ)の地に移転してきた妙満寺。
DSC_0006.JPG
DSC_0035.JPG
当日は快晴。
境内からは比叡山がハッキリと見えました。
DSC_0009.JPG
お目当ての「雪の庭」を拝観します。
DSC_0016.JPG
雪月花三名園※の一つといわれています。
※「月の庭」は清水寺成就院。「花の庭」は現存せず。
DSC_5663.JPG
当寺移転の際、「雪の庭」も移築したそうです(公式パンフより)
DSC_0019.JPG
続いて、圓通寺へ(京都市左京区、拝観料500円、水休)。
妙満寺からは歩いても15分程度ですが、幡枝(妙満寺)バス停から幡枝地区を循環する京都バス(48系統、1時間に1~2本程度)に乗車し西幡枝(円通寺前)バス停で下車すると直ぐです。
橙は4度目の訪問となります。拝観受付が本堂内から門内に移転していました。
DSC_0040.JPG
比叡山を借景とした枯山水庭園(国名勝)は、何度訪れても素晴らしいの一言に尽きます……
DSC_0047.JPG
DSC_0048.JPG
本堂内に着座するタイミングで、ご住職の声が吹き込まれたカセットテープ音声が流れます。
独特の重厚感あるお声で、
・圓通寺が江戸初期に後水尾上皇が造営した幡枝離宮の跡であること
・庭園と比叡山を絶妙の高さから鑑賞するため、本堂の床がやや高めに造られていること
・これによる目の錯覚によって、庭園は見た目よりも広く、生け垣も見た目より高いこと
・マンション建設計画によって借景が破壊されそうになり、ご住職がこれに立ち向かわれたこと
などを解説いただけます。
圓通寺を訪れる際の密かな?楽しみです(*^▽^*)
DSC_5746.JPG
なお、圓通寺では庭園以外は写真撮影厳禁ですので、ご注意ください(マンション建設計画による景観問題が発生する前は、庭園も写真撮影厳禁でした)。
DSC_0053.JPG
圓通寺を後にし、西幡枝(円通寺前)バス停から京都バスを乗り継ぎ、貴船へ向かいます。
〔②貴船神社と「ふじや」の川床 へ続きます〕


最近の記事

最近の記事