2022年6月5日
津軽と下北 ⑦宮越家離れ・庭園 大正浪漫かほるステンドグラス
岩木山神社から五所川原と金木の街を抜けて、中泊町特産物直売所「ピュア」にレンタカーを駐車。
そこから見学シャトルバスで、特別公開中の宮越家離れ・庭園へ向かいます(令和3年6月下旬、青森県中泊町)。
完全事前予約&チケット購入制です(見学料1000円)。
(「ピュア」の見学シャトルバス乗り場 幟が目印)
大正年間、当時の宮越家当主が妻に贈ったという離れ「詩夢庵」と庭園「静川園」(公式パンフより)。
一番の見どころは、何といっても離れ「詩夢庵」を彩るステンドグラス。
小川三知の傑作です。
(廊下・円窓の間のステンドグラス「十三潟景観」)
(涼み座敷の間のステンドグラス「四季草花障子」)
襖絵も素晴らしい!
(山蘭の間の襖絵「山水図」 伝・岩佐又兵衛作 なお、欄間は後藤良の作)
(奥の間の襖絵「花鳥の図」 伝・狩野山楽作)
庭園「静川園」は、大石武学流庭園をアレンジした池泉回遊式・枯山水の複合庭園。
京都「白沙村荘」の影響を受けたと思われる石造物が随所に配されていました。
(ライオンは「白沙村荘」にいたかな?)
当日はガイド無しの時間帯を予約したのですが、ボランティアガイドの方々が終始付き添い、ご説明をしてくれました。
写真も自由に撮らせてもらえます。
本州最北の津軽の地に、美と贅の極みともいうべき邸宅があったことに正直驚きました。
是非多くの方に訪れていただきたいと思います。
なお、サブタイ中の「大正浪漫……」は公式パンフの受け売りですので、あしからず(^-^)/
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