2022年5月5日

梅雨の晴れ間の構造線 ①小谷温泉「大湯元 山田旅館」

梅雨の晴れ間に、信越国境の秘湯を訪れました(令和3年6月上旬)。
小谷(おたり)温泉「大湯元 山田旅館」です(長野県小谷村、日本秘湯を守る会加盟)。
北陸新幹線・糸魚川駅で大糸線に乗り換え、糸魚川静岡構造線(フォッサマグナの西端)に沿う形で南下。
DSC_4037.JPG
中土駅で下車し、そこからさらに小谷村営バスに30分程揺られて、ようやく宿に到着です。
※村営バスは南小谷駅から乗車することも可能です。
DSC_4109.JPG
DSC_4123.JPG
DSC_4272.JPG
「大湯元 山田旅館」は、妙高戸隠連山国立公園内の標高850mの山腹に建つ宿。
DSC_4251.JPG
DSC_4249.JPG
DSC_4253.JPG
江戸・明治・大正・平成の各時代に建築された宿泊棟が並んでおり、江戸期建築の本館を含む6棟は国登録有形文化財に指定されています(公式パンフより)
DSC_4206.JPG
DSC_4210.JPG
いよいよ入浴です。
「大湯元 山田旅館」の泉質は、ナトリウム炭酸水素塩泉(重曹泉)
自然湧出の完全掛け流しで、日本温泉協会による天然温泉評価オール5(源泉、泉質、引湯、給排湯方式、加水、新湯注入率の6項目すべてで5点満点)という素晴らしい湯です。
DSC_4168.JPG
まずは、元湯へ(男女別の内湯のみ)。
DSC_4194.JPG
豊富な湯量の源泉が、湯滝によって湯船に注がれており、常時オーバーフロー状態。
重曹泉なので、さっぱりした浴感で、浴後の肌はサラサラ。
極上の温泉を堪能できました。
こちらは新湯(男女別の内湯と展望風呂)。
DSC_4159.JPG
展望風呂は周囲の山々を眺めながらの入浴。
開放感を満喫できました。
DSC_4185.JPG
DSC_4212.JPG
※浴場の写真は、いずれも他の入浴者がいない状態で撮影したものです。
当館には2泊お世話になりましたが、中日は土砂降りで周囲の飲食店も営業していなかったため、昼食に極上の手打ちそばを振舞ってくださいました。
ありがとうございました。
また、お世話になります!
〔②大町山岳博物館 ライチョウと北アルプス へ続きます〕


最近の記事

最近の記事