2021年7月24日
洛中の名庭 ①妙覺寺「法姿園」
「風薫る若狭へ」の続きです。
最終日(3日目)は、バス一日券(600円)を駆使して、京都市上京区内の3つの寺院(妙覺寺・妙顕寺・相国寺)を巡ります(令和3年5月上旬)。
まずは、天神公園前バス停から徒歩約5分の妙覺寺へ。
5月1日からの「新緑特別拝観 青もみじ 信長と妙覚寺」にて、庭園「法姿園」が特別公開されていました(拝観料800円)。
モミジと苔だけの極めてシンプルな庭園。
でも、そこがイイのです(*^o^*)
新緑が眩しい……
秋の特別公開時には、紅葉に埋め尽くされることでしょう……
さて、「信長と妙覺寺」の関係ですが……
現在地へ移転する前の妙覺寺は信長上洛の際の定宿でした。
上洛回数20数回のうち、妙覺寺に18回宿泊。本能寺には3回のみで、その3回目に「本能寺の変」に遭遇したことになります。
なお、本能寺の変当日、当寺には信長の嫡男・信忠が宿泊していました(以上、公式HPより)。
信長が食したとされる初膳・二ノ膳・三ノ膳も再現展示(といっても、時節柄か写真展示のみ)されていました。
〔②妙顕寺「四海唱導の庭」 へ続きます〕