夏の終わりの上田 ②沓掛温泉「満山荘」
本日の宿は、沓掛(くつかけ)温泉「満山荘」です(令和元年9月上旬、長野県青木村、日本秘湯を守る会加盟)。
上田駅から青木BT行きの路線バスで約30分。終点からは宿に迎えに来ていただいて、間もなく到着です。
(宿の外観)
(ロビーからの景色)
早速、入浴を。
まずは、平成29年(2017年)に新設された野天風呂「沓掛の湯」へ。
2つの浴槽に異なる2つの源泉が掛け流されています。
泉温38.5℃ のアルカリ性単純硫黄温泉(源泉掛け流し)と、泉温34.7℃ のアルカリ性単純温泉(加温掛け流し)です。
いずれも人肌に近い泉温なので、長時間ゆっくりと浸かることができます(橙の私見としては、前者が好み)。
夏バテ解消には最適でしたw
「満山荘」は、かつて奥山田温泉で予約が取れないとまで云われた温泉宿。
それが廃業予定の沓掛温泉の宿を引き継ぐ形で、移転してきました。
その伝統は、(浴場の新設・改装の点でもそうですが、)何より食事に受け継がれています。
夕食は、山菜の天ぷら、牛ヒレのお吸い物など、地の旬の食材をふんだんに使った創作料理の数々。
一品毎にご主人が丁寧に解説くださるので、それを楽しみながら食すことができましたw
翌朝は、男女入替となった露天風呂「万葉の湯」へ。
こちらも、開放感溢れた素晴らしい湯船でした。
※「沓掛の湯」「万葉の湯」ともに、(こぢんまりしていますが、)加温泉が注がれる内湯が併設されています。
また、浴場の写真は、いずれも他の入浴客がいない状況で撮影したものです。
朝食後は、沓掛温泉の小さな温泉街を散策。
源泉掛け流しの共同浴場「小倉乃湯」(火休、入浴料200円)や、
宿に立ち寄ることもあるという猫さんとも出会うことができましたw
帰路も青木BTまで送っていただきました。
夏バテは嘘のように解消していました。また明日から働きます。
(青木BTから望む夫神岳)
〔夏の終わりの上田 終〕