2020年2月1日

新春の建仁寺

令和2年最初の本業は、顧問先様の案件で京都出張(令和2年1月上旬、京都市)。
指定された集合時間より少し早めに上洛して、建仁寺に初詣です。
まずは、新春特別公開中の両足院へ(拝観料600円)。
通常は非公開、例年6月下旬の半夏生(はんげしょう)の季節にのみ公開される塔頭です。
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比較的新しい襖絵も展示されていましたが……両足院の見所は、やはり庭園です(なお、写真撮影は庭園のみ可能です。)。
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特に、書院前庭は「半夏生の庭園」。
開花の季節には白い葉で美しい庭へと変化するのでしょうが、この季節は南天だけが彩りを添えています。
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続いて、建仁寺方丈・法堂へ(拝観料500円、法要時拝観休)。
当寺は、数多くの国宝・国重文指定文化財(屏風、襖絵等)を所蔵していますが、通常は高精細デジタル複製を展示しています。
本物を拝観できないのは残念ではありますが、その代わり遠慮無く写真撮影することができます。
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(方丈襖絵 海北友松筆「雲龍図」(国重文)の高精細デジタル複製 海北友松は今年の大河ドラマの主人公・明智光秀の重臣・斎藤利三の盟友ですねw)
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(国重文の方丈と枯山水の前庭)
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(法堂の天井画「双龍図」
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(俵屋宗達作「風神雷神図屏風」(国宝)の高精細デジタル複製)
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(潮音庭)
忘れてはいけないのが、方丈西側から靴を履いて訪れる安国寺恵瓊の首塚
関ヶ原の敗将ながら、建仁寺はしっかり供養しています。合掌……
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その後の本業も無事完了。
令和2年も皆様佳き年でありますように。
〔終〕


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