八丈島 流人と絶景と温泉の島 ③中之郷温泉「やすらぎの湯」
2日目の続きです(平成29年7月下旬、東京都八丈町)。
大坂トンネルを抜け、島の南部へ進みます(平成29年7月下旬、東京都八丈町)。
島の南部は、樫立・中之郷・末吉の3地域に分かれ、町営の温泉施設が集中しています(全て日帰り入浴施設です。)。
本日は、中之郷温泉の「やすらぎの湯」に立ち寄りました(木休、300円)。
泉質はナトリウム-塩化物温泉。
八丈島の温泉(全て塩泉)では一番やわらかい湯との評判どおり、佳いお湯でした。
内湯だけのこぢんまりした浴室ですが、ヒノキの香りが漂い、リラックスできます(※なお、上の写真は、他の入浴客がいない状況で、脱衣所内から撮影したものです。)。
入浴後、末吉地域に進むと、名古の展望台があります。
豪快な景観です。眼下の海は、ダイビングスポットだそうです。
末吉温泉「みはらしの湯」は明日訪れるとして(理由は④にて)、島西部の分水嶺である登龍峠(のぼりょうとうげ)へ。
底土港(竹芝桟橋からの船が発着)から、八丈富士、八丈小島まで一望することができます。
どうでもいい話ですが、「のぼりょう」とは重箱読みですねw。
昼時をだいぶ過ぎていましたので、お腹が空いてきました。
峠を下り、町役場近くの中華「英凜」へ。看板メニューの黒胡麻タンタン麺を美味しく頂きました。
若いご主人から観光客ですかと聴かれたので、そうですと答えると、島の特産品「明日葉茶(あしたばちゃ)」を無料でサービスしてくれました。ありがとうございました。
昼食後は、宿の周辺を散策。
特に、陣屋跡周辺の玉石垣は見事でした。
(玉石は付近の海岸で取れるとのこと。一つの玉石を六つの玉石が囲む構造で、堅固な造りです。)
暑い一日でしたので、早めに宿「満天望」に戻ってシャワーを浴びます。
本日の夕食も振るっていて、メインは飛騨牛と松阪豚のすきやきでした。
〔④末吉温泉「みはらしの湯」 へ続きます〕