2017年7月17日
夏待ちの小諸 ②小諸城跡(懐古園)
信州小諸は約20年ぶりの訪問です(平成29年7月上旬、長野県小諸市)。
まずは、復元なった小諸城大手門(国重文)へ。
慶長年間(1600年前後)に、当時の城主・仙石秀久(漫画「センゴク」の主人公ですw)によって築かれました。
比較的初期の近世城郭建築であるため、門と石垣が完全に一体化しておらず、隙間があります。
大手門から、しなの鉄道の地下道を潜ると、三の門(国重文)に到着。
懐古園の入口です(12~3月中旬の水休、年末年始休、散策券300円)。
懐古園は、廃城後の小諸城を公園として整備したもの。
その小諸城は、穴城として有名。城よりも城下町の方が高い位置にあり、城下町→大手門→三の門→本丸と下ってゆく珍しい城郭です(日本100名城)。
千曲川の河岸段丘上に築かれたためです。
(写真は、いずれも本丸天守台の石垣)
関ヶ原合戦時(1600年)の第二次上田城攻防戦の際には、徳川秀忠の本陣となりました。
園内最奥部にある水の手展望台(不明門跡)からは、眼下に千曲川を望むことができます。
園内には、動物園まで併設されていました。
しかし、暑い平日の日中……人影はまばらで、動物たちもへばっているよう……
入口まで戻ると、こんな看板が立っていました。
小諸の街を舞台にしたアニメで、略称は「夏待ち」だそうですw。
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