2017年3月18日

早春の陽光輝く伊豆 ④伊豆長岡温泉「三養荘」

三養荘は、伊豆長岡温泉屈指の名旅館。
友人からの勧めもあり、以前から泊まってみたい宿でした(平成29年1月中旬)。
昭和7年に三菱財閥・岩崎久彌(弥太郎の長男)が築いた別邸を、昭和22年に旅館にしたもの。
昭和63年には新館も建築され、現在は西武プリンスHが経営しています(公式HPより)

画像

(写真は、庭園に面した本館離れ)
三養荘の見所は、何と言っても壮大な日本庭園です。
京都の庭師・小川治兵衛の手によるもので、午前9時からは宿泊者限定の説明付き見学ツアーも開催されています(宿泊当時の情報です。)

画像

(写真は、庭園内の延段と石橋)
一見敷居の高さを感じますが、新館の宿泊料金は比較的リーズナブル。
ちなみに、橙と両親が宿泊した新館「夕月」の間は、メインの部屋2室に+1室、大小別のトイレ、別棟の客室内湯など、驚くほど広大な占有スペースでした。

画像

(写真は、新館「夕月」の間の客室内湯。浴室には青い伊豆石が敷かれており、源泉掛け流しです。)
ただ、新館から本館大浴場への導線が長いことが、難点といえば難点でしょうか……(一旦外に出る必要があります。そのために、客室内湯があるのでしょう。)。
その大浴場は、内湯・露天とも広大で、アルカリ性単純泉の肌に優しいお湯。
心身ともにリラックスできました。
三養荘は、拵え・温泉・庭園と三拍子そろった名旅館でした。

画像

(写真は、正面玄関前の大敷石)
〔⑤柿田川湧水群 へ続きます〕


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

最近の記事

最近の記事