2016年3月25日
春の流山 一茶双樹記念館
水海道から利根川を渡って流山へ(平成28年3月下旬)。
流山は、江戸川の水運とミリン醸造で栄えた街です。
その一角に、俳人・小林一茶ゆかりの一茶双樹記念館があります(入館料100円、月休)。
一茶双樹記念館は、ミリン商人兼一茶の俳句仲間であった秋元双樹の邸宅を、流山市が整備・復元したものです(公式パンフより)。
館内の双樹亭庭園は、こぢんまりとしていますが、白砂と松の名庭です。
庭園の入口には、一茶の句碑もありました。
「夕月や流残りのきりぎりす」
流山は、新選組局長・近藤勇が捕縛された地でもあります
そのため、記念館周辺には、新選組関連の史跡も点在しています。
(写真は、近藤勇陣屋=長岡屋跡)
街の西側を流れる江戸川の堤防は、今を盛りの菜の花一色でした。
心地よい疲れを感じつつ、春の流山を後にしました。