2016年2月29日
旧吉田家住宅歴史公園 ②書院と庭園
主屋から渡り廊下を伝って書院へと向かいます。
書院には武家屋敷の特徴が随所に見られます。
前座敷と奥座敷を仕切る「花菱組子の欄間」です。
一枚板を彫ったものではなく、組み合わせて花菱の模様を作り上げています。
金色の「床脇小襖」は、幕府奥絵師・狩野派最後の当主による作品(公式パンフより)。
「富士の透かし彫り」のアップです。
シンプルですが、実に精巧です。
書院の縁から眺めた庭園です。
その後は園内を散策。
竹林と椿のコラボです。
この辺りは静寂そのもの……。
常磐道・柏ICから車で約10分の場所に、こんなに素晴らしい歴史遺産が残されていました。
吉田家の皆様、柏市、そして案内いただいたボランティアの皆様に、感謝いたします。