2015年5月27日
甲州古寺巡礼 ③恵林寺と放光寺
恵林寺に到着しました。
まずは、三門です。
信長軍から焼き討ちされた際、快川紹喜が「心頭滅却すれば火も自ずから涼し」と偈を発し焼死した場所と云われています。
もちろん、現在の門は、その後の再建です。
庫裏に向かいます(ここから有料)。
本堂正面の白砂と苔の庭園です。
武田信玄の墓です(国史跡)。
遺言により、死後3年目に甲府から改葬されました。
恵林寺には、徳川綱吉の側用人で甲府藩主となった柳沢吉保の墓もあります。柳沢家は武田家の旧臣でした。
夢窓国師(疎石)作の池泉回遊式庭園です(国名勝)。
萩が見頃でした。
最後に、恵林寺の北隣にある放光寺を訪れました。
変わった形の山門です。正面の図柄は金剛界曼荼羅でしょうか。
この寺には、日本に三体しかない天弓愛染明王像があります(重文、※写真は放光寺の公式HPをご覧ください)。
お庭を眺めながら、お抹茶を頂きました。
勝沼ICから中央道で帰京しました。