2015年5月19日
真夏の伊達紀行【1日目 片倉家の城下町・白石】
大河ドラマ史上不朽の名作「独眼竜政宗」。
久しぶりに、その舞台を訪ねたくなりました(平成26年8月)。
比較的すいている常磐道→磐越道経由で、一路東北へ。
まずは、阿津賀志山(あつかしやま)防塁を訪ねます(国史跡、福島県国見町)。
猛暑の中、中尊寺蓮が咲いていました。
ここは、奥州藤原氏が源頼朝を迎え撃った所です。
結果は源氏方の圧勝。戦後、この地(陸奥国伊達郡)を恩賞として与えられた者が、伊達家初代・朝宗と云われています。
県境を越えて、宮城県白石市へ入ります。
政宗の片腕・片倉小十郎景綱の城下町です。
白石城です。
関ヶ原の際には政宗が攻略し、幕末には奥羽越列藩同盟の本拠地となりました。
城下の武家屋敷(旧小関家)です。門前には清流も……。
片倉家廟所です。
阿弥陀如来像の墓石が並び、粛然とした雰囲気です。
小十郎景綱が最初に葬られた傑山寺の墓所(一本杉)です。
この日は、鎌先温泉の「湯主一條」泊。
洗練された接客と個室料亭での食事が評判の温泉旅館です(一人泊可)。
温泉は、古来から傷に効く薬湯と云われています。
(2日目へ続きます)