2023年12月10日

京と近江の春 ④石山寺と蘆花浅水荘

最終日(三日目)は、氷雨が降り続く肌寒い一日でした(令和5年4月中旬、大津市)。

Tくんとは石山寺で現地合流です(拝観料600円、「紫式部展」別途300円)。

3度目の訪問となります。
桜は既に散り去り、新緑まばゆい境内でした。

多宝塔(国宝・鎌倉)や寺名の由来となった珪灰岩(国天然)、

それに本堂(国宝・平安)も新緑に映えていました(*^o^*)

令和6年大河ドラマが紫式部になったためでしょう、豊浄殿では特別展「紫式部展」が開催されていました。
「石山寺縁起絵巻」(国重文)や「源氏小鏡」を鑑賞。

拝観後は京阪石山坂本線で瓦ヶ浜駅まで移動。

昼食は「天下一品 御殿浜店」で、私はあっさり、Tくんはこってりを。
天一は久しぶりでしたが美味しいですね。身体も温まりました(*^o^*)

予約していた午後1時に蘆花浅水荘(記恩寺)へ(国重文、見学料500円、要予約)。

蘆花浅水荘は、日本画家 山本春挙の別邸。数寄屋造りの近代和風建築です。
BS朝日「百年名家」でその存在を知って以来、訪問を切望しておりました。

当日同時刻の訪問者は私とTくんの2名のみ。
ご主人が付きっきりでご案内くださいました。


「竹の間」の外観(上)と内部(下)

引手の意匠(月、千鳥、雀)など、随所に春挙の遊び心を感じることができます。

(2階「応接室」)

(庭園と持仏堂)

現在は湖岸道路で隔てられていますが、かつては庭園が琵琶湖に接していたそうです。

素晴らしい建築美を堪能し、今回の旅を終えました。

あっ、最後にTくん。
五個荘のとび太くん(記念撮影用)に顔を嵌めてくれるなど、この旅を楽しませてくれてありがとう!

〔京と近江の春 終〕


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