2024年9月16日

青森に架かる虹 ①康楽館・小坂鉱山事務所から十和田湖・奥入瀬渓流へ

今回の旅は、大館能代空港から八甲田山中を抜け、青森市に至るルート。
同行者は、ビジュアル系ベーシストのT君です(令和5年10月上旬)。

空港から秋田道を走行し、まずは、小坂の康楽館へ(国重文、小坂鉱山事務所との2館共通券980円、秋田県小坂町)。

康楽館は明治期の芝居小屋。こけら落としは明治43年(19010年)。
和洋折衷のモダンな建築で、昭和期の興行中断を経たものの、今なお現役です。

奈落に入って、回り舞台を見学。人力(4人)で回すそうです。

舞台に上がって、客席を望む。1階桟敷は微妙に傾斜していました。

続いて、隣接する小坂鉱山事務所へ(国重文)。
こちらも明治期(明治38年、1905年)の建築。小坂鉱山の払い下げを受けた藤田組の手によります。
(入館時は今にも降り出しそうな空でしたが……)

1~3階をつなぐモダンなラセン階段(ケヤキ製)。

サラセン風のバルコニー。
透かし彫りには、藤田組の「藤」の意匠も。

かつて小坂・大館間に敷かれていた小坂鉄道の展示もありました。

昼食は、小坂鉱山事務所内にあるレストラン「あかしあ亭」で。
山菜カレーと紅茶のセット(1200円)をいただきました。
会計はT君のおごりでした。ごちそうさま(*^▽^*)
(退館時には晴天に。ただ、これも一時的。猫の目のような天気でした。)

昼食後は、大湯環状列石へ(世界文化遺産・国特別史跡、秋田県鹿角市)。

大湯ストーンサークル館(入館料320円)のシアターや展示で予習してから、一周約30分の遊歩道へ。

(館内は原則撮影可です)

期待が大き過ぎたかも……

十和田湖を南から望む発荷峠(はっかとうげ)へ(秋田県小坂町)。
悪天候のため眺望は全く期待していませんでしたが……

湖に架かる綺麗な虹に出会うことができました(*^o^*)

約20年ぶりの奥入瀬渓流(青森県十和田市)。

土砂降りでしたが、渓流の白眉・阿修羅の流れは水勢を増しており、迫力ありました。

本日の宿は、奥入瀬渓流温泉「灯と楓」
シングルルームもあるペンションのような温泉宿です。

温泉は、単純温泉の源泉掛け流し

硫化水素臭と白い湯の花が漂う上質の湯です(内湯+露天)。

※浴場の写真は、他に入浴者がいない状況で撮影したものです。

夕食のメインは、シャモロックの焼き鳥
他にもバーニャカウダ、長芋ニンニクみそなど、凝った趣向の料理に舌鼓を打ちました(*^▽^*)

〔②八甲田山雪中行軍遭難資料館、棟方志功記念館と浅虫温泉「辰巳館」 へ続きます〕


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