テーマ・月: 2024年9月
青森に架かる虹 ④青森県立美術館と三内丸山遺跡
最終日の昼食後は、青森県立美術館へ(510円、第2・第4月休、無料駐車場あり、令和5年10月上旬、青森市)。
奈良美智氏の「あおもり犬」を目当てに来館しましたが、素晴らしい作品の目白押しでした(*^▽^*)
嬉しいことに、館内は原則撮影自由です。
(棟方志功「花夜の柵」部分)
アレコホールには、マル……
2024年9月22日
続きを読む 青森に架かる虹 ③青函連絡船メモリアムシップ八甲田丸とねぶたの家ワ・ラッセ
晴天に恵まれた最終日(3日目)。
本日も、青森市内の美術館や展示施設を巡ります(令和5年10月上旬)。
まずは、青森港(青森駅の海手)に係留されている青函連絡船メモリアムシップ八甲田丸へ(ワ・ラッセとの2館共通券930円、11~3月の月休・3月第2週の月~金休・年末年始休、無料駐車場あり)。
昭和63……
2024年9月22日
続きを読む 青森に架かる虹 ②八甲田山雪中行軍遭難資料館、棟方志功記念館と浅虫温泉「辰巳館」
2日目は八甲田山の紅葉を満喫する予定でしたが……
秋の嵐が襲来し、八甲田ロープウェーも朝から運行停止のため、八甲田山中を早々に抜け、青森市内の資料館・美術館を巡ることにしました(令和5年10月上旬)。
まずは、八甲田を青森市側に下った地点(幸畑)にある八甲田山雪中行軍遭難資料館(入館料270円、2月第4水木休・……
2024年9月16日
続きを読む 青森に架かる虹 ①康楽館・小坂鉱山事務所から十和田湖・奥入瀬渓流へ
今回の旅は、大館能代空港から八甲田山中を抜け、青森市に至るルート。
同行者は、ビジュアル系ベーシストのT君です(令和5年10月上旬)。
空港から秋田道を走行し、まずは、小坂の康楽館へ(国重文、小坂鉱山事務所との2館共通券980円、秋田県小坂町)。
康楽館は明治期の芝居小屋。こけら落としは明治43年(1……
2024年9月16日
続きを読む 重陽の構造線 ③ヒスイ峡とフォッサマグナ
最終日は、フォッサマグナ(糸魚川-静岡構造線)に沿って、糸魚川ユネスコ世界ジオパークを構成する観光名所を巡ります(令和5年9月中旬、新潟県糸魚川市)。
「高浪の池展望台」から望む、高浪の池と明星山。
明星山は全山石灰。その大岸壁はロッククライミングの聖地です。
小滝川ヒスイ峡(国天然)。
古代以……
2024年9月1日
続きを読む 重陽の構造線 ②再訪 小谷温泉「大湯元 山田旅館」
本日の宿は、小谷(おたり)温泉「大湯元 山田旅館」 です(令和5年9月上旬、長野県小谷村)。
約2年ぶり2回目の訪問です。
※前回訪問時の記事は、こちら→ 梅雨の晴れ間の構造線 ①小谷温泉「大湯元 山田旅館」 – 東京大関法律事務所 (toz-law.com)
ナトリウム-炭酸水素塩温泉(……
2024年9月1日
続きを読む 重陽の構造線 ①上越名家と旧師団長官舎
重陽の節句(菊の節句)の頃、新潟県上越市から糸魚川市の周辺を旅しました(令和5年9月上旬)。
上越市には「上越名家」と呼ばれる4つの古民家があります。
今回の旅では、その内「林富永邸」と「白田邸」を訪れました。
林富永邸は、春と秋に一般公開されているほか、邸内で営業する「CAFE HAYASHI(……
2024年7月13日
続きを読む 越後妻有の夏 ③逆巻温泉「川津屋」と津南ひまわり広場
2日目の宿は、逆巻温泉「川津屋」です(令和5年8月上旬、新潟県津庵町)。
当日の宿泊者は、私と両親の1組のみ。
到着早々、部屋を2部屋用意していただき、恐縮の至りでした……
早速、洞窟風呂「蛇の湯」へ。
泉質は、ナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩温泉。
泉温41℃、pH8.1の……
2024年7月7日
続きを読む 越後妻有の夏 ②秘境秋山郷
2日目。本日は、秘境秋山郷を目指します(令和5年8月上旬)。
松之山温泉から津南町へは、細い一車線の道を走行。
途中、留守原の棚田(新潟県十日町市)を訪れ、
川の展望台(新潟県津南町)では日本最大級の信濃川河岸段丘を一望し、
津南町の中心市街地を過ぎると、いよいよ秋山郷のエリア。
……
2024年7月7日
続きを読む 越後妻有の夏 ①十日町市博物館と越後妻有里山現代美術館MonET
夏の3日間、両親と越後妻有(つまり)の旅に出ました(令和5年8月上旬、新潟県十日町市)。
越後妻有とは、現在の新潟県十日町市と津南町の歴史的広域地名です。
3年に1度開催される(トリエンナーレ)「大地の芸術祭」で知られるようになりました。
上越新幹線・越後湯沢駅からレンタカーで、まずは十日町市博物館へ(入館料……
2024年7月7日
続きを読む 六華苑から徳川園の旅 ④尾張名古屋の徳川園
榊原温泉で迎えた朝(令和5年6月上旬、津市)。
宿を出立する前に、隣接する射山神社に参拝しました。
榊原温泉が伊勢参宮途上の「湯ごり」の地であった面影が残っている場所です。
近鉄特急に乗って、一路名古屋へ。
駅BTからは観光ルートバス「メーグル」に乗車(1Dayチケット500円)。約30……
2024年5月4日
続きを読む 六華苑から徳川園の旅 ③高田本山専修寺と榊原温泉「神湯館」
湯の山温泉から近鉄線→高田本山駅→タクシーと乗り継いで、高田本山専修寺へ(令和5年6月上旬、津市)。
(山門(重文)から御影堂(国宝)を望む)
専修寺は、真宗高田派の本山寺院。
平成29年には、御影堂と如来堂が国宝に指定されました。
(御影堂と如来堂をつなぐ通天橋(重文))
両堂内とも無料……
2024年5月4日
続きを読む 六華苑から徳川園の旅 ②諸戸氏庭園と湯の山温泉「鹿の湯ホテル」
六華苑に隣接する諸戸氏庭園へ(令和5年6月上旬、三重県桑名市)。
こちらは初代・諸戸清六の邸宅・庭園で、春・秋の一部期間のみ公開されています(国名勝、入園料500円※六華苑との共通券有、月休)。
順路に従い、御殿(国重文)前の松の美しい池庭(国名勝)を横目に進むと、
菖蒲池(国名勝)が現れ……
2024年4月14日
続きを読む 六華苑から徳川園の旅 ①桑名の六華苑
梅雨の季節、三重県北部と名古屋へ、庭園・寺社・温泉を巡る旅に出ました(令和5年6月上旬)。
桑名駅で下車し、タクシーで六華苑へ(三重県桑名市、入苑料460円、月休・年末年始休)。
六華苑は、桑名の山林王・(二代)諸戸清六の邸宅(洋館及び和館は国重文、庭園は国名勝)。
特に洋館部分は、鹿鳴館などを手……
2024年4月14日
続きを読む みちのく岩手古寺巡礼 ③成島毘沙門堂とえさし藤原の郷
古寺巡礼の旅も最終日(令和5年5月中旬)。
釜石道を東和ICで降りると、5分ほどで成島毘沙門堂・三熊野神社に到着します(岩手県花巻市)。
毘沙門堂に祀られていた兜跋(とばつ)毘沙門天立像(国重文・平安中期)は、現在、宝物館で拝観することができます(拝観料500円)。 ※撮影は不可
像高4.……
2024年4月14日
続きを読む みちのく岩手古寺巡礼 ②猊鼻渓、正法寺と黒石寺
2日目は小雨降る一日。猊鼻渓(げいびけい)からのスタートです(国名勝、令和5年5月中旬、岩手県一関市)。
昨日訪れた厳美渓(げんびけい)は同じ一関市内にあり、名称も酷似していますが、以下のような違いがあります。
・厳美渓 一ノ関駅からみて西側 栗駒山噴火による堆積岩を磐井川が浸食してできた渓谷
・猊鼻渓 ……
2024年4月13日
続きを読む みちのく岩手古寺巡礼 ①世界遺産 平泉
風薫る5月、岩手県の古寺を巡る旅に出ました(令和5年5月中旬)。
一ノ関駅からレンタカーで、まずは厳美渓(げんびけい)へ(国名勝・天然、岩手県一関市)。
新緑が奇岩、深淵に映えます(*^o^*)
栗駒山の噴火で堆積した凝灰岩が磐井川で浸食、形成された渓谷です。
続いて、達谷窟(たっこくのいわや)……
2024年4月13日
続きを読む 京と近江の春 ④石山寺と蘆花浅水荘
最終日(三日目)は、氷雨が降り続く肌寒い一日でした(令和5年4月中旬、大津市)。
Tくんとは石山寺で現地合流です(拝観料600円、「紫式部展」別途300円)。
3度目の訪問となります。
桜は既に散り去り、新緑まばゆい境内でした。
多宝塔(国宝・鎌倉)や寺名の由来となった珪灰岩(国天然……
2023年12月10日
続きを読む 京と近江の春 ③常照皇寺と黒田の百年桜
洛北の桜は京の最後に訪れます。
本日は、Tくんとレンタカーで洛北の桜巡りです(令和5年4月中旬、京都市)。
貸出時にガソリンほぼゼロというトラブル(初体験)を乗り越え、まずは常照皇寺に到着(拝観料支納500円程度、京都市右京区)。
南北朝の動乱の中、波乱の生涯を送った北朝初代・光厳上皇が出家開創したお寺です。……
2023年12月10日
続きを読む 京と近江の春 ②近江商人の里 五個荘Ⅱ 藤井彦四郎邸と石馬寺
最後の近江商人屋敷 藤井彦四郎邸は金堂の町並からやや離れた場所にあります(令和5年4月中旬、東近江市、3館共通入館料1000円、月休・祝翌休)。
藤井彦四郎は、人造絹糸やスキー毛糸の製造等で一代で財をなした人物です。
総ヒノキ造りの客殿と庭園は美しいの一言……
広大な敷地内には山小屋風……
2023年12月10日
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