2022年11月13日

静嘉堂文庫美術館@丸の内

秋晴れの土曜日。
世田谷区にあった静嘉堂文庫美術館が丸の内に移転し、特別展「響きあう名宝ー曜変・琳派のかがやきー」※が開催されていましたので、鑑賞してきました(令和4年11月中旬、入館料1500円、原則予約制、月休・年末年始休)。※本特別展の会期は令和4年12月18日まで
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所蔵の国宝茶碗「曜変天目(稲葉天目)」も、久々に公開されています!
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新美術館は、明治生命館の1階(の一画)にあります。
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(写真は、ホワイエ=待合・休息スペースの2階・天井部分。なお、美術館内で写真撮影が可能なのはエントランスとホワイエのみです。)
ところで、明治生命館といえば、かつてのGHQ所在地。
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古典主義様式の建築物として、平成9年(1997年)には国重文に指定されています。
建物自体が美術品といえますね(^_^)
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閑話休題。
原則予約制(30分ごとの案内)にも関わらず、新美術館には多数の観覧者……( ̄0 ̄)
館内はホワイエを中心に4つの展示室に分かれています。
以下、個人的に印象に残った展示品を。
第1展示室 「付藻茄子」と「松本茄子」
いずれも釉薬が絶妙。形もかわいい唐物茄子茶入です(^_^)
第3展示室 酒井抱一「波図屏風」
銀と黒の雄大な波の図です(^_^)
尾形光琳「住之江蒔絵硯箱」(国重文)
鉛板を嵌め込んで岩を表し、銀板でかたどった文字を散らすという、珍しくも美しい蒔絵硯箱です(*^o^*)
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(写真は、エントランス内のデジタル表示を撮影したものです。)
第4展示室 「曜変天目(稲葉天目)」(国宝)
世界で3点(又は4点)しかない曜変天目茶碗の一つ。
2度目の鑑賞でしたが、その輝きはやはり美しく、その大きさはやはり小さく感じました(*^o^*)
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(写真は、ホワイエ内のウェルカムボードの一部を接写したものです。)
新美術館はミュージアムショップも、より充実!
特別展の図録、曜変天目のマグネット(×2)とクリアファイル(×2)をお土産に購入しました。
なお、曜変天目のぬいぐるみ?も販売されていたそうですが、人気がありすぎて?予約すら停止されていました……
最後は明治生命館1階に飾られたクリスマスツリーに見送られ、半日の美術鑑賞を終えました。
年末に向けて働きます。
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〔終〕


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