2022年9月11日

真夏の霊泉 ②堀辰雄文学記念館

旧中山道・追分宿の中に堀辰雄文学記念館はあります(長野県軽井沢町、夏期を除く水休・年末年始休、文化施設5館共通入館料600円、無料駐車場あり)。
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(エントランスから良い雰囲気)
当館も、先ほど旧近衛文麿別荘で購入した共通券で入館することができます。
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(撫子の花)
信濃追分は、堀辰雄がその短い生涯(49歳)の後半生を過ごした終焉の地(終焉の家、書庫等が現存)。
常設展示の中では、奈良・秋篠寺の伎芸天像について記した『大和路・信濃路』の文章に心惹かれました。
「このミュウズの像はなんだか僕たちのもののような気がせられて、わけてもお慕わしい。」
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すぐ近くの泉洞寺へ(境内自由、無料駐車場あり)。
門前には早くもコスモスの花が咲いていました(*^o^*)
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ここには、先ほどの『大和路・信濃路』所収「樹下」の文中に登場し、堀辰雄が愛したという石仏があります(樹下の石仏)。
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どうも如意輪観音らしいのですが、そのお姿から歯痛地蔵とも呼ばれているそうです(*^o^*)
追分宿分去れ(わかれされ)です。
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かつては中山道(左・京都方面)と北国街道(右・善光寺方面)の分岐点でした。
追分宿や信濃追分の由来です。
〔③霊泉寺温泉「和泉屋旅館」 へ続きます〕


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