三島の佐野美術館
日本舞踊家元Ｊ先生のチャリティ公演（熱海伊豆山土石流災害復興支援）が熱海で開催されることになり、前泊しました（令和４年７月上旬）。
翌日、公演開始までの時間を利用して、隣の三島市にある佐野美術館を訪れました（特別展入館料1100円）。
国宝級の刀剣を多数所蔵している美術館で、日本三名槍の一つ「蜻蛉切」も当館所蔵です（但し、めったに公開されません。）。
まずは、美術館に隣接する日本庭園「隆泉苑」を散策。
ヤマユリも咲いていました(*^o^*)
続いて、館内で常設展の仏像や刀剣類を拝見。
いずれも素晴らしいものでした。
※館内は原則撮影不可です。
ところで、当日は、特別展「あべ弘士の絵本と美術-動物たちの魂の鼓動-」が開催されていました。
失礼ながら、当日まで、あべ弘士さんという作家をでまったく存じ上げませんでした（同じ読みをする俳優なら知っていましたが……）。
旭山動物園の元職員で、絵本「あらしのよるに」などで著名な方だそうです。
（受付横の記念撮影ブース）
ところが、展示作品を眺めているうちに、独特の筆致で描かれた動物たち～オオカミ、ヤギ、モモンガなど～のファンになってしまいました（特別展の公式図録は用意されていなかったので、受付の女性に薦められた作品集を購入しました。）。
美術鑑賞後は、これまた隣接する「三島梅花藻（ミシマバイカモ）の里」に立ち寄り、
（富士の湧水）
三島駅近くの「そば兵衛」で、コシが強く香り豊かなもり蕎麦と桜エビのかき揚げ（絶品！）をいただきました(*^o^*)
さて、肝心のチャリティ公演は、当日15時から、熱海芸妓見番歌舞練場にて開催されました（1ＦＳ席5500円）。
Ｊ先生の舞は毎度流石のキレッキレ。
後継者Ｋ先生の越後獅子も見事でしたし、Ｍ先生の三味線にも聞き惚れました。
土石流災害の被害者とご遺族の方々に、報われる日が一日も早く訪れますように（祈）。
〔終〕
