2022年8月7日

熊本福岡新緑紀行 ③八千代座

山鹿市街地の観光には、豊前街道駐車場(無料)が便利です(令和4年4月下旬、熊本県山鹿市)。
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駐車場から旧豊前街道を歩くこと約5分で、八千代座に到着(国重文、第2水休・年末年始休、山鹿灯籠民芸館との共通入館料730円)。
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八千代座は、明治44年(1911年)こけらおとしの芝居小屋。
一時老朽化していましたが、地元の方が保存運動を立ち上げ、平成の大修理を経て往事の姿を取り戻しました(公式パンフより)
早速、劇場内へ。
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(枡席から舞台を望む)
そこは時間の止まったようなレトロな空間(*^o^*)
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(舞台上に並ぶ色とりどりの山鹿傘)
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(天井広告画とシャンデリア)
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奈落(ならく。舞台や花道の地下)に潜ることもできます。
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(奈落にある廻り舞台迫り 舞台中央の円形部分を廻す仕掛け)
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(「スッポン」付近の奈落 「スッポン」とは奈落から花道に役者が登場する仕掛け)
2階に上ることもできます。
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(八千代座の紋章=8×チ+ヨ)
様々な仕掛けのある、エンターテインメント性の高い八千代座でした。
なお、劇場内の写真撮影は自由。
希望者には、館員の方が解説をしてくれます。
ところで……
八千代座の名を全国に広めたのは、平成2年以降、毎年開催されてきた坂東玉三郎先生の舞踊公演です。
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ただ残念ながら、今年(令和4年)が最終公演とのことでした。
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〔④山鹿灯籠民芸館と山鹿温泉「寿三」 へ続きます〕


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