2022年6月26日
京都 紅に華やぐ ①曼殊院と詩仙堂
紅に華やぐ京都を訪れました(令和3年11月下旬)。
まずは地下鉄烏丸線・松ヶ崎駅からタクシーで曼殊院へ(京都市左京区、拝観料600円)。
曼殊院へ続く長い坂道を回避するため、楽をしました(*^o^*)
門跡寺院の曼殊院。
現在地に移転したのは江戸初期、桂宮智仁(としひと)親王の次男・良尚(りょうしょう)法親王の代で、意匠の共通性も相まって「小さな桂離宮」と呼ばれています。
庭園(国名勝)は、遠州好みの枯山水。
紅葉は、一部見頃を過ぎかけていたでしょうか。
シットリとした美しさの曼殊院を久しぶりに堪能しました。
続いて、詩仙堂(丈山寺)へ。
途中にある圓光寺も紅葉の名所ですが、この時期は完全予約制で時間も読めなかったため、passしました。
さて、詩仙堂は、江戸初期、徳川家の旗本であった石川丈山が造営した山荘です(国史跡、拝観料500円)。
一番の見所は、何といっても「詩仙の間」から眺めるサツキの大刈込と枯山水庭園。
平日にもかかわらず混み合っていましたので、ベスポジ(部屋の奥角)からの撮影など到底不可能……
ようやく空いた縁側のスペースから数枚撮影し、早々と他の方に譲りました。
その後は、下の庭を散策。
深紅の紅葉に、柿やススキが彩りを添えていました。
拝観後は一乗寺下り松のバス停まで下りましたが、松ヶ崎駅を経由するバス便はしばらくありません。
折良く通りかかったタクシーを拾って、松ヶ崎駅へ戻りました。
〔②苔寺 西芳寺 へ続きます〕