2022年3月19日

北越で白鳥に出会う旅

上越新幹線に乗って、豪雪地帯の北越へ。
同行者は、ビジュアル系ベーシストのT君です(令和4年1月下旬)。
越後湯沢では吹雪でしたが、長岡で信越線に乗り換えた頃には小康状態となり、次第に晴れ間ものぞいてきましたヾ(^v^)k
羽生田駅で下車し、予約していたタクシーで約5分。
椿寿荘(ちんじゅそう)に到着です(新潟県田上町、10~11月を除く水休、年末年始休、入館料400円)。
IMG_0067.JPG
椿寿荘は、大正期に建築された、越後屈指の豪農(原)田巻家の離れ座敷。
IMG_0046.JPG
(玄関正面に置かれた猩々の衝立絵。どの角度から見ても、猩々の目と左足つま先は見る者の方を向いています。)
全国から集めた銘木(木曽ヒノキ、会津ケヤキ等)を主材とした寺院様式・書院造りの建物。
釘類は一本も使用していないそうです(公式パンフより)
IMG_0047.JPG
(玄関の小組格天井)
唐津の「旧高取邸」で近代和風建築の良さにハマッタというT君も感嘆しきり。
IMG_0048.JPG
(床の間と欄間。欄間は一枚板で菊の透かし彫りが施してあります。)
ここには、見事な枯山水庭園(主庭)もあるのですが……
IMG_0054.JPG
当日は雪に埋もれていました(T-T)
紅葉や新緑の時期に再訪したいと思います。
訪問時には、管理人の男性の方が約1時間つきっきりで案内してくださいました。
あらためて御礼申し上げます。
信越線で東三条駅まで戻り、宿の送迎バスに乗車。
本日の宿は、越後長野温泉「嵐渓荘」です(新潟県三条市、日本秘湯を守る会加盟)。
約6年ぶりの再訪。前回は秋でした。
IMG_0083.JPG
(国登録有形文化財の「緑風館」)
早速、貸切風呂の「深湯」へ。
IMG_0077.JPG
(「深湯」の内湯(上)と露天風呂(下)。露天風呂は名前のとおり立ち湯で、底には大きめの玉石が敷かれています。)
IMG_0080.JPG
泉質は、ナトリウム塩化物冷鉱泉
冷鉱泉なので沸かしですが、濃厚な強食塩泉で舐めるとしょっぱい……
ホウ酸、ヨウ素なども含まれ殺菌力に優れているそうです(公式パンフより)
嵐渓荘には、もう一つの貸切風呂「石湯」と、露天風呂付き大浴場(男女別)もあり、湯めぐりを楽しむことができます。
なお、貸切風呂はフロントで時間を予約するシステムで、宿泊者無料です。
夕食は、ふぐちり鍋コースをお願いしていました。
メインの他には、酢味噌でいただく鯉の洗いと、〆のコシヒカリご飯が絶品でした(*^▽^*)
翌朝は、駅への送迎バスを途中で降ろしていただき、白鳥の郷公苑へ。
毎冬11月中旬~3月中旬頃、五十嵐川に多数の白鳥が飛来します。
湖や池ではなく、川に飛来する白鳥は珍しいそうです。
観察舎(ガイダンスセンター)で白鳥の餌(100円)を購入し、いざ河原へ!
IMG_0099.JPG
いましたヾ(^v^)k
IMG_0111.JPG
たくさんいます!
200羽程度(+鴨)はいたでしょうか。
T君も大喜び。
毎冬1月下旬頃が最盛期だそうです。
※飛来状況は三条市の公式HPで確認することができます。
さて、観光パンフのような 羽ばたく白鳥 の写真も撮りたかったのですが……
IMG_0098.JPG
仲間にちょっかいを出している後ろ姿しか撮ることができませんでした(T-T)
※白鳥の郷公苑からは、路線バスの他、三条市が助成するデマンドタクシー(格安)で、燕三条・東三条の各駅へアクセス可能です(訪問当時の情報です。)。
〔終〕


最近の記事

最近の記事