2021年5月6日
紅葉街道【岡山編】④備中松山城と頼久寺
備中松山城の城下町・高梁を訪れるのは、実に15年ぶりです(令和2年11月中旬、岡山県高梁市)。
当時は司馬遼太郎の「峠」にハマり、河井継之助と山田方谷関連の史跡を巡っていました……
備中松山城(国史跡、日本100名城)へは、城見櫓公園駐車場(無料)で登城整理バス(往復400円)に乗り換え、終点のふいご峠から徒歩での登城となります。
相当キツい山道を登りますが、大手門跡に至ると、見事な高石垣が姿を現します。
城内の紅葉も見頃でした(*^▽^*)
備中松山城の現存天守です(国重文、入城料500円)。
二層二階ですが、天守は天守ですw
現存天守は、全国に僅か12城。
山城の現存天守は、備中松山城のみです。
現存ならではの風格があります。
猫城主さんじゅーろー※はおやすみ中でしたw
※新選組の谷三十郎(七番組頭、元備中松山藩士)からネーミングしたそうです。他にいなかったのでしょうか……
駐車場に戻り、城下の頼久寺へ向かいます(拝観料400円、年中無休、無料駐車場あり)。
庭園は小堀遠州※作で国名勝に指定されています。
※作庭当時は備中代官でした。
サツキの大刈込は青海波を、鶴島は三尊石の周りをサツキの刈込で取り囲む形で表現されています(公式パンフより)。
流石は小堀遠州。
京都の庭園に勝るとも劣らない名庭でした。
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